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不動産投資で気になる人気ランキングと家賃

  2016/04/09    最新情報

先日SUUMOが発表した

「2016年版みんなが選んだ住みたい街ランキング関東版」

の中から

”穴場だと思う街ランキング”

というのが

 

全国賃貸住宅新聞 2016.4.4 版に掲載されていましたので

ご紹介します。

 

総合順位では「恵比寿」が1位となる中

 

また違った観点での結果が興味深いです。

 

 

1位 北千住(JR常磐線) 

家賃相場 1K/1DK 7.1万円、2LDK以上 13.0万円

 

2位以下を大きく引き離して2年連続トップ。

 

5路線が乗り入れる交通利便性に

 

上野東京ライン開通が加わり魅力が上昇。

 

また東京電機大学が駅前に移転し

 

学生が街にあふれ出たことで

 

変化が起こったようです。

 

古い商店や風俗店が

 

カフェなどにリノベーションされ

 

街のイメージに新しさとおしゃれさが加わりました。

 

家賃は徐々に上がってきていますがまだ安い。

 

 

 

2位 赤羽(JR京浜東北線) 

 

家賃相場 1K/1DK 7.6万円、2LDK以上 12.9万円

 

東京・新宿両方面へのアクセスの良さ、

 

駅前の商業施設・商店街の充実度、

 

その割に家賃が手ごろという

 

バランスのよさが評価されています。

 

昨年放映された深夜ドラマの影響で

 

横丁の飲み屋やスナックなど

 

ディープな側面に注目が集まり

 

“横丁ルネッサンス”

 

を象徴する街として認知が広がったことも要因。

 

 

3位 池袋(JR山手線)

 

家賃相場 1K/1DK 8.8万円、2LDK以上 17.4万円

 

4位 巣鴨(JR山手線)

 

家賃相場 1K/1DK 8.9万円、2LDK以上 17.6万円

 

5位 大塚(JR山手線)

 

家賃相場 1K/1DK 8.3万円、2LDK以上 16.4万円

 

6位 駒込(JR山手線)

 

家賃相場 1K/1DK 8.9万円、2LDK以上 17.4万円

 

7位 中野(JR中央線)

 

家賃相場 1K/1DK 8.5万円、2LDK以上 16.4万円

 

8位 東京(JR山手線)

 

家賃相場 1K/1DK 10.1万円、2LDK以上 21.3万円

 

9位 田端(JR山手線)

 

家賃相場 1K/1DK 8.2万円、2LDK以上 14.7万円

 

10位 高田馬場(JR山手線)

 

家賃相場 1K/1DK 9.4万円、2LDK以上 18.8万円

 

比較的山手線の北側エリアが多数ランクインしています。

 

これらは山手線の中でも家賃が安く、

 

活気ある商店街や飲食店が揃っています。

 

 

大崎、五反田など山手線南側エリアの穴場駅が

 

再開発によって家賃が上がっていく中、

 

北エリアが山手線最後の穴場として

 

人気が上昇してきています。

 

 

このあたりの情報にも敏感になっておくと

 

物件をどこに買うべきか

 

家賃相場はどのくらいか

 

という点でも参考になります。

 

 

また、必ずしも関東・東京エリアでなくても

 

こういった物件選びの「項目」を頭に入れておくと

 

現地を視察に行ったときのチェック指標にもなります。

 

 

不動産投資を考えるなら

 

このような「環境」「住みたいニーズ」「家賃相場」

 

にもアンテナを張っておきたいですね。

 

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不動産投資家の悩み 民泊はどうなる?
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不動産投資家の悩み 民泊はどうなる?

  2016/04/08    投資の考え方

2016年4月4日付の全国賃貸住宅新聞が届きましたが、

 

相変わらず「民泊」の文字が紙面をにぎわせています。

 

「民泊」に関する当紙面の記事はざっと見ただけで5つ。

 

これだけでもメディアの関心が強いことが伺われます。

 

 

そしてやはり、話題の民泊ですから

 

期待されることも、懸念されることも

 

双方の観点から情報掲載されている点が

 

興味深いです。

 

 

一つずつ紹介します。

 

特区民泊普及期待できず

 

「4月1日から、大阪府は条例を施行し民泊を解禁。

 

東京都大田区に次いで全国2例目となるが、

 

実態にそぐわない内容に疑問の声は多い。

 

外国人旅行者の増加に伴う宿泊施設不足の解消に、

 

どれだけの効果があるかは

 

今のところ未知数だ」

 

 

→この要旨は、宿泊数に関する規定が問題で、

 

条例では「6泊7日以上の宿泊」と定められていますが、

 

同じ場所に6日以上滞在する旅行者が

 

果たしてどれだけいるのか、ということ。

 

旅行者の多くは、

 

それぞれの地で料理や文化などを堪能するために、

 

行き先ごとに宿泊施設を確保すると考えられ、

 

現状の業者データも「2、3泊がほとんど」だそうです。

 

1月に解禁した大田区では

 

これまでに認可を受けた物件は

 

わずか7件。

 

条例の規定が厳しすぎるあまり

 

以前から民泊として運用されている物件の

 

ほとんどが今も無認可のままの状態。

 

特区内とはいえ

 

合法的に民泊物件を普及させるには

 

条例の緩和が不可欠、

 

ということです。

 

 

急成長市場 “民泊“のゆくえ

 

「ホームシェアの旅行スタイルは

 

欧米ではすでに一般化している。

 

単に安いから

 

という理由からではなく、

 

過剰なホテルサービスを不要とし

 

インターネットさえ繋がっていれば

 

民泊でローカルな暮らしを体験した方が

 

満足度が高い、という考え。

 

 

また、経営不振に陥った地方旅館が

 

Airbnbを集客チャネルとして取り入れることで、

 

夏場の稼働率が90%を超えるような

 

人気旅館になったという事例もあり。

 

(恐るべし、Airbnb 人気)

 

ホームシェアはグローバルな旅行トレンドであり、

 

観光産業を促進するなら

 

規制緩和は避けて通れないはず」

 

 

→この記事からも滲み出ているのは

 

今は「民泊」規制について

 

これからの物件運営にどれだけ影響を与えるか

 

が焦点になっているようです。

 

 

 

民泊の成否は私も興味深いところ。

 

 

ただし、一番先に目をつけた人が

 

先行者利益を得る、という段階は

 

すでに終わっているようです。

 

これからはいろいろと地ならしをされ、

 

専門の管理業者も出てきて

 

より安全に運営できる反面

 

利益的なメリットは減っていきます。

 

それが市場の原則。

 

 

投資家たる者は、

 

どこで自分が参入するか、

 

今、市場はどんな段階にあるのか

 

この先どうなっていくか

 

この流れを掴み、

 

自己責任で判断することが重要です。

 

 

やるなら徹底した専門家になる

 

やらないなら中途半端なことはしない

 

 

これからの民泊参入は

 

このくらいの覚悟が必要だと

 

私は思います。

 

 

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2016年の太陽光買取価格発表!
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2016年の太陽光買取価格発表!

  2016/04/07    投資の考え方

経済産業省は3月18日、再生可能エネルギーの

平成28年度買取価格を発表しました。

 

再生可能エネルギーとは

 

太陽光

 

風力

 

地熱

 

水力

 

バイオマス

 

があり、

 

*バイオマスとは、いろいろな種類があり、木質資源、下水汚泥、家畜糞尿、食物残渣等の動植物から生まれた再生可能な有機性資源のことを言います。

 

 

その中でも今回、買取価格の変更があったのは

 

「太陽光」のみ。

 

買取価格は1kWあたり

 

24円!!

 

安い!!

 

 

ちなみにこの制度がスタートした2012年からみてみると

 

2012年(平成24年) 40円

 

2013年(平成25年) 36円

 

2014年(平成26年) 32円

 

2015年(平成27年) 27円

 

とどんどん下がっていき、

 

今年の2016年(平成28年)は

 

とうとう24円になってしまいました。

 

いずれも20年の期間固定ですので、

 

申請が受理された年の金額が

 

20年間ずっと続くことになります。

 

太陽光の利回りとは?

 

太陽光設備はかつて

 

一年分の売電収入を導入費用(設備代等)で割ると、

 

10〜12%の利回りとなり

 

経年とともに若干の出力が落ちるものの

 

激しいパワー下落は到底考えられず

 

「空室のない賃貸物件」として

 

魅力的な案件でした。

 

 

しかしそれは、

 

2014年の32円時代

 

までです。

 

 

いくら太陽光パネルの設備代のコストダウンが進み

 

安く設置できるようになったとしても、

 

売電価格が24円になってしまっては

 

魅力ある利回りは期待できず、

 

十分なキャッシュフローは見込めません。

 

 

 

こんな風になってしまったのは

 

かつてのお得な40円時代に

 

たくさんの資産家がこぞって太陽光を導入したため

 

もはや受け入れる側の器(キャパシティ)

 

が一杯になってしまったこと

 

 

そして電力自由化によって

 

買い取った電力を安く供給しなければ

 

ならなくなったからです。

 

 

 

一部では、新しく電力の売買に参入した会社が、

 

これまでの買取価格に1円を上乗せして

 

買取る動きもあり、

 

ますます競争が激化しています。

 

 

電力会社さんも大変です。

 

 

こういう動きをみて

 

各金融機関は

 

太陽光への融資から一気に手を引いています。

 

太陽光と時代の流れ

 

これまでの動きを「世の中の流れ」として整理すると、

 

 

再生資源エネルギーが注目を浴び

 

「これからは太陽光だ」となり

 

国が助成金を出して設備導入を促した

 

その恩恵を受け、太陽光設備が乱立し

 

電力会社が受け容れられないほどの

 

量とスピードで増え続けた

 

やがて「余り」の兆しが見え

 

さらに電力自由化

 

こうなってくると

 

もはや買取はほとんど必要ないかもしれないけれど

 

急に止めるわけにもいかず

 

できるだけ安い金額で買取るようになる。

 

 

ここまででおよそ5年

 

というわけです。

 

 

太陽光投資の醍醐味

 

最初の恩恵を受けるには

 

太陽光っていうものがあるらしい

 

どうなるか保証はないけど

 

多分利益が上がる

 

 

というレベルから投資判断を行い

 

チャレンジングに投資してきた人々が

 

大きな利益を得るのです。

 

 

みんなが始めて

 

安全を確かめながら

 

ようやく追随するようでは

 

もはやほとんど利益がなくなりますね。

 

太陽光に

 

投資判断の重要性と

即、行動することの

大切さを学びました。

 

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太陽光設備にはどれだけの管理費がかかるのか?
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太陽光設備にはどれだけの管理費がかかるのか?

  2016/04/06    リアルな活動報告

昨日のブログでは、1.5億円の太陽光設備のリース契約にあたり、

 

太陽光も不動産と同じく、

 

管理費を節約してキャッシュフローを高めることが重要

 

とお伝えしました。

 

 

今回は、私が直面している太陽光の管理契約内容について

 

自らの復習も含めてお話しします。

 

太陽光設備には、高圧と低圧がある

 

まず、太陽光発電は

 

50kW未満の「低圧連系」と

 

50kWを超える「高圧連系」

 

に分類されます。

 

 

高圧連系というのは

 

太陽光パネル(モジュール)が日差しを受けて

 

パワーコンディショナーで電気を吸い上げ

 

それを高圧電流に変える装置

 

「キュービクル」

 

で集めて各電力会社へ供給する

 

という仕組みになります。

 

 

50kW未満の「低圧連系」だと

 

集めた電気をそのまま電力会社へ送るため

 

キュービクルが不要です。

 

 

キュービクルというのは

 

装置自体に100kWあたり100万円〜150万円の設置費用がかかり、

 

さらに高圧電流を扱う危険な装置のため、

 

電気主任技術者という職人さんに

 

年2回の定期点検が義務付けられます。

 

素人が安易に触ると命に関わるほど

 

危ないものだそうです。

 

この費用はおよそ年間売電総額の2%〜5%といわれ、

 

私の物件の場合、年間1,600万円も売電されるため

324,000円/年

 

かかることがわかっています。

 

いやー、「高圧連系」というのは

 

お金がかかります。

 

 

このため、100kW近いのものだと

 

50kW未満を2つ

 

という風に分割して設置することも

 

節約の手段になります。

 

 

 

今回の物件は、220kWと80kWの2区画で、

 

すでに3年経過している中古ですので

 

今更ジタバタすることはできません。

 

太陽光設備の通常管理業務とは?

 

さらに通常の管理として

 

これは「野立て」なら低圧も高圧も同じですが

 

 

それぞれの装置が健全な状態で置かれているか

 

いたずらや盗難がないか

 

鳥のフンなどがついていないか

 

(これ、結構あるそうです)

 

草が生えてきたら除草も必要

 

などなど

 

自分で管理することもできるけれど

 

私の家からはかなり遠い場所にあるので

 

管理会社に頼まざるを得ません。

 

この費用に大体30万円〜40万円かかります。

 

 

そして万が一、

 

落雷などで装置が故障したりする場合に備え、

 

保険にも加入しますから

 

プラス35万円。

 

 

大規模な太陽光設備というのは

 

維持費も大規模ですね。

 

太陽光から得られる利益の考え方

 

この規模だともはや

 

「発電所」という名前になります。

 

 

きっと社会に貢献しているのだな

 

と思い、収益だけでない部分で

 

無理やり納得する気持ちになりました。

 

 

それでも今回の物件は

 

利回り10.8%

 

買取価格40円(税別)

 

借入金利3.24%(融資として換算した場合)

 

借入期間15年

 

残存売電確約期間 17年

 

ということで

 

年間キャッシュフロー 230万円

 

完済後の16年目・17年目はそれぞれ

 

1,500万円の売電額から管理費と保険を引いた

 

1,350万円がそのまま手残り

 

という計画になります。

 

もちろん、自己資金0円です。

 

 

これが将来、吉と出るか凶と出るか

 

意見が分かれるところと思いますが

 

とりあえず私の結論は「GO」でしたので

 

良い結果になるよう

 

努力あるのみです。

 

 

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太陽光設備と不動産賃貸業
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太陽光設備と不動産賃貸業

  2016/04/05    リアルな活動報告

2016年3月に太陽光設備のリース契約をしました。

 

場所は茨城県です。

 

土地の広さは2区画合計で、4,235㎡

 

そこに220kW と80kWの発電設備があります。

 

ソーラーパネルの枚数は、全部で1,056枚。

 

 

私は現在の所有物件2棟の屋上に、

 

それぞれ太陽光パネルを設置しており、

 

参考までに

 

昨年一年間の実績をカンタンにご紹介します。

 

*買取単価は1kWhあたり37円(税別)です。

 

屋上に設置する太陽光発電設備の収益

 

A棟は 年間売電額 58万円

ローン返済額 39万円

電気料金    1万円

キャッシュフロー 18万円

 

B棟は 年間売電額 52万円

ローン返済額 39万円

電気料金    1万円

キャッシュフロー 12万円

 

となっています。

 

収益物件と同じように

 

この太陽光設備を

 

返済比率・キャッシュフロー(CF)比率

 

でみてみると

 

 

A棟は 返済比率:67%

CF比率:31%

 

B棟は 返済比率:75%

CF比率:23%

 

合計で 返済比率:71%

CF比率:27%

 

になります。

 

返済比率:71%というのは、

 

もしも収益不動産だったら

 

かなり厳しい状況です。

 

ちょっと空室になると、

 

たちまち「手出し」が必要になってきます。

 

 

しかし太陽光の場合、「空室」になるリスクがなく、

 

徐々に発電効率が落ちていく程度ですから

 

収入が予想以上に少なくなる

 

ということが考えにくいのです。

 

 

また、他の経費(管理費など)は

 

パワーコンディショナーを動かす電気代

 

程度しかないので、

 

CF比率は27%で、

 

今の不動産市況を考えると

 

まあまあ良い方

 

と言えるのではないでしょうか。

 

 

何より2棟合わせて年間で30万円の

 

キャッシュが安定的に得られるのは

 

嬉しいことです。

 

 

でもまあ、所詮は建物の屋上につける程度のものですから

 

そこから大きな収益を期待することは難しいですね。

 

地面に設置する大型の太陽光発電設備の収益

 

今回私が契約した設備は

 

それに比べてかなり大きな規模で、

 

「野立て」といって

 

地面に直接パネルを設置するものです。

 

 

2013年に連系済みの中古なので、

 

買取価格は40円(税別)。

 

昨年の実績では

 

年間1,623万円の買取でした。

 

さすがにケタが違いますね。

 

これは融資ではなく、リースなので、

 

年間で1,264万円のリース料がかかります。

 

1億5千万円の土地付き設備を

 

15年間リースで借り上げます。

 

いわゆる「返済額」に相当するものです。

 

返済比率は78%。

 

高い!

 

そして今回の設備は50kW以上なので

 

「高圧連系」といって

 

専門の電気主任技術者に管理してもらわなければなりません。

 

ほかに保険や土地の固定資産税もかかり

 

結局のところ

 

CF比率は14%。

 

たったそれだけ?

 

 

そう、これだけです。

 

前述の「物件の屋上に設置する」タイプでは

 

CF比率27%でしたので

 

これと比較すると

 

かなりがっかりしますね。

 

 

でも金額にすると230万円。

 

月20万円弱です。

 

収益物件に当てはめると

 

1億円あたり200万円のCF

 

が目安なので、

 

まあまあなんじゃないかな、

 

と思っています。

 

ローンではない分、負債もなく

 

リース料は全額、経費になります。

 

 

この、年間230万円以上を確保するために

 

管理内容を精査し、少しでも利益率を高めていくことが

 

これからの課題です。

 

 

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不動産投資は物件を取得した後が重要
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不動産投資は物件を取得した後が重要

  2016/04/04    リアルな活動報告

3月末に2つの物件をスピード決済したため、

 

月が明けた今から、管理会社の選定を行っています。

 

今日も3社の管理会社さんと打ち合わせを行い、

 

それぞれの管理業務内容と費用の説明を受けました。

 

管理会社を選ぶ最大のポイントとは?

 

管理会社を選ぶにあたり、

 

基本的に引渡し前から管理しているところを

 

そのまま引き継ぐ

 

というのがよくあるパターンです。

 

 

管理会社の最優先事項は

 

「客付け力が強い」ことです。

 

 

従って、

 

従来の管理会社が満室を維持しているようであれば

 

そのまま引き継いでもほぼ問題ないと思われます。

 

 

しかし、

 

空室が何部屋もあったり、

 

現状なぜ空室なのか

 

明確な理由を説明できないような管理会社は

 

このタイミングをきっかけに

 

変える検討をした方がベターです。

 

 

通常の賃貸管理契約では、

 

一旦契約したら、次に解約するときは

 

3ヶ月以上前に

 

申し出なければならないケースが多く

 

対応が悪くてもすぐに切り替えることができなくなるので

 

要注意です。

 

 

私の場合、オーナーチェンジのタイミングなので

 

次の管理会社を探す時間がないという理由で、

 

特別に、1ヶ月だけ前回所有者の契約を継続する

 

ということを認めてもらっています。

 

 

 

この間に、

 

仲介販売会社さんや自分のツテを使って、

 

できる限り客付け力の強そうな管理会社を探します。

 

 

客付け力に問題がなければ

 

あとは管理費と管理内容をチェックします。

 

 

見落としがちな管理内容とは?

 

今日、連続で3つの会社と打ち合わせをした結果、

 

ある気づきがありました。

 

 

それは、「消防点検」です。

 

この消防点検という項目に

 

管理会社では月額2,000円〜7,000程度の

 

見積もりを提示してきました。

 

 

しかし私が

 

少しでもコストダウンしたい

 

ということを強く要望すると

 

どの管理会社もこの消防点検を

 

経費カットの第1番目に挙げてきました。

 

 

「消防点検」とは、3年に一度、消防署へ報告が義務付けれらているものですが、

 

別の言い方をすれば、毎年やる必要はないのです。

 

何を「点検」するのか、というと

 

消防設備、つまり「消化器」の有無と

 

その有効期限を点検するだけです。

 

本当にそれだけ?

 

と聞きなおしましたが、

 

とりあえず主だったことは

 

それだけだそうです。

 

 

ですので、オーナーさんの中には

 

自分でやる方もたくさんいらっしゃるそうです。

 

 

消化器の数にもよりますが、

 

私は3年に一度、必要なときに

 

1回だけお金をかけてどこかに頼めばいい

 

と思いました。

 

 

管理契約はコストダウンに直結する

 

これから管理契約を結ぶタイミングは

 

賃貸経営のコストを削減する

 

絶好のチャンスです。

 

 

このときこそ

 

管理内容を精査し、

 

わからないことは何でも聞いて

 

確認・納得して進めることが大切です。

 

 

複数の管理会社の提案を受けることで

 

同じ項目にかける費用の相場もわかってきます。

 

 

今回は「消防点検」を例にお伝えしましたが、

 

この他にも物件によって、

 

さまざまな経費がかかっており、

 

その一つ一つをきちんと理解し

 

少しでも安く、高品質な管理を選択することで

 

有効なコストダウンにつながるのです。

 

 

そして大事なことは

 

信頼のおける会社を選ぶこと

 

そのためにも

 

オーナーとして誠実なコミュニケーションをとることに尽きます。

 

 

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不動産投資で人格を鍛えるには?
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不動産投資で人格を鍛えるには?

  2016/04/03    投資の考え方

この春は、大学に進学した娘に引き続き、

 

息子も高校の入学式でした。

 

その高校は

 

1年生の終わりから1年間、

 

海外留学がプログラムされています。

 

 

留学を通じて英語力を磨くだけでなく

 

一人で外国で暮らし、

 

自分の意思を伝えることで

 

コミュニケーション力と人格

 

を鍛えることがモットーになっています。

 

 

 

常に生徒が主役になるという

 

その高校の入学式は

 

今までに見たことのない内容と演出でした。

 

 

まず、新入生の登場はセンターステージの

 

ど真ん中から、桜吹雪が舞い散る中を

 

ファッションショーのモデルのように

 

歩いてきます。

 

 

 

担任が一人一人の名前を読み上げ、

 

続々と新入生500余名が登場。

 

 

それから、司会は当然のように在校生が

 

ニュースキャスターかと思うほど

 

流暢なMCの掛け合いで盛り上げます。

 

そして生徒会長による学校紹介は

 

各クラブのプロモーションビデオとリンクし、

 

クラブ代表の生徒たちが校歌を歌う間、

 

7年連続全国大会に出場している

 

書道部のエースが

 

「今年の1文字」をライブで

 

畳2畳ほどの大きさの紙に書き上げます。

 

 

ちなみに、今年の学校の1文字は

 

「禮」(れい)

 

でした。

 

感動するほど上手な腕前で、

 

ステージの上に吊るされた

 

コンサート会場レベルの大型スクリーンが

 

さらにその迫力を引き出します。

 

 

国歌「君が代」の斉唱は

 

ピアノ伴奏による独唱。

 

もちろん、ピアノも歌も在校生によるものです。

 

 

 

その後3名の新入生代表が

 

「夢宣言」と題して

 

自分の「なりたい姿」と

 

これからの1年間の目標を熱く語りました。

 

 

最後に応援団とチアリーダーによる

 

伝統のエール。

 

 

まるで一つのTV番組を観ているようでした。

 

 

そのプログラムの中で

 

とても秀逸な理事長挨拶がありました。

 

 

「この学校は、自分で生きて力を養うところです。

 

そのため、校則や授業のルール、求める成果も

 

とても厳しいものです。

 

それを実践するには

 

 

やると決めたことは

 

その理屈がわかろうがわかるまいが

 

100時間やること」

 

 

がポイントだそうです。

 

 

これだけやれば、

 

理屈を考える前に体が動き、

 

その後で意義も理解できるようになるからです。

 

 

 

不動産投資もまったく同じ。

 

 

収支シミュレーションを100件以上

 

やってきて

 

ようやく物件のデータを見ただけで

 

自分に合っているかどうか、

 

ある程度 判断できるようになってきます。

 

 

最初は「難しいな」「退屈だな」

 

と思っても

 

習慣化すると良いです。

 

 

習慣が変われば人格が変わり

 

人格が変われば人生が変わる

 

 

と言われ

 

習慣 → 人格 → 人生

 

という風に変えていくと良い、

 

と理事長さんもおっしゃっていました。

 

 

この理事長の理想・方針は、

 

各教師にも充分浸透しており

 

それが生徒の自主性を引き出しているように

 

見えたので

この高校は

 

なかなか本質をついた

 

よい学校だな、と思いました。

 

 

逆に言えば

 

 

人生を変えるには

 

人格を変え

 

 

人格を変えるには

 

習慣を変えること

 

なのです。

 

今日も繰り返し学んでいきます。

 

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  2016/04/02    投資の考え方

今春、娘が大学に入学しました。

 

妻と二人で入学式に出かけたのですが、

会場に入れる親は1名のみで

 

私は別室からスクリーンに映し出されている中継を

 

眺めることになりました。

 

 

学校の教育方針は

 

「他者のために、他者とともに生きる」。

 

カトリック系の大学で

私は深く理解している者ではありませんが、

理事長がわかりやすく具体例を挙げて

説明してくださいました。

 

本校の生徒が、学生時代、初めてガーナ共和国に行きました。

ガーナといえばチョコレート。

 

その男子学生は

ガーナの人はみんなチョコレートを食べているもの

と思いきや

実際、現地でのチョコは非常に高価で、

食事一回分に相当する価格なのだそうです。

 

そのため、チョコレートを作っているガーナの

ほとんどの人は

製品になったチョコを食べたことがありません。

 

そのことに驚いた彼は、

現地で「チョコレートを作るワークショップ」を企画し

約100名の子供たちが参加して

初めてチョコを食べる体験をしました。

その時の子供たちの表情が

とても輝いていて、印象的だったそうです。

 

さらにその学生は日本へ帰国した後

今度は国内で

「本当のガーナチョコレートを作るプロジェクト」

を立ち上げ、

全国各地で50回以上開催。

 

同時にガーナの文化や伝統的な食事を紹介する

プログラムを確立しました。

 

さらに次のステップでは、

カカオの収穫から製造まで

すべて made in Ghana のチョコレートを

東京・大阪の百貨店で販売。

 

600個を完売し、

売上はガーナの子供たちの教育費として

寄付されたそうです。

 

その学生は在学中に

他者とともに夢を築いていくこと

他者のために何ができるのか

 

人類が抱えている課題は何か

自分には何ができるのか

 

ということを常に考えて

行動した

とのことです。

 

恐るべし。最近の大学生。

 

年齢や経験に関係なく

相手のことを思いやり

現状を変えたいと願う強い心が

世の中を動かすのです。

 

不動産投資でも

現状の課題を見極めること

人が喜ぶことを考えること

 

これが結果的に

成功への近道になります。

 

 

つい自分の利益だけを追い求めがちですが

 

販売会社の視点

 

管理会社の望み

 

銀行の目線

 

そして何より

 

入居者のニーズ

 

を考えられなければ

 

不動産投資の成功はなかなかつかめません。

 

 

私の娘がこの教えをモットーにする

大学に通うことができて

親としてはまず安心です。

 

そしていつか

私が娘から学ぶ日も

そう遠くないかもしれません。

 

そんなことを考えながら

大型スクリーンの会場をあとにしました。

 

一見、不動産投資とはなんの関係もない

大学の入学式であっても

受け止める側の心構えによって

いろんなことが

ヒントになりますね。

 

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  2016/04/01    リアルな活動報告

昨日は私の、27年にわたる会社員生活最後の日でした。

 

これまで約2ヶ月間は、

 

溜まりに溜まっていた有給休暇を使い

 

その間にできる限りの不動産投資活動に集中して

 

3月15日に1億5千万円の太陽光発電設備をリース契約

 

3月25日に1億400万円の鉄骨造3棟12室を取得

 

3月31日に3億1千万円のRC1棟46室を取得

 

結果的に最後の16日間

5億6,400万円の資産を手に入れて

 

サラリーマンとしてのフィニッシュを迎えることができました。

 

 

会社員としての最後の1日は

寂しい気持ちになるかと思いきや

 

何も思い残すことのない

晴れ晴れとした気持ちで迎えることができました。

 

午後一番で職場の皆さんが集まってくれて

会社からの感謝状授与

満開の桜の下で記念撮影と

まるで映画のワンシーンのような

あたたかいもてなしと見送りを受けました。

 

こんな風に「主役」になるのは

初めての体験でしたが

なかなか嬉しい気持ちで

皆さんに感謝でいっぱいです。

 

言葉にすると簡単になってしまうけれど

言い表せないほどありがたい気持ち

というものも初めて思い知りました。

 

そして自分の私物を1箱のダンボールに詰め

自宅へ配送する手配をして

会社から貸与されたパソコンや

携帯電話を返却し、

いよいよ「会社」と決別。

 

もはや誰も自分を守ってくれない

「ただの人」になったのです。

 

サラリーマン生活では

当然ながら辛いことも苦しいこともあり

充実感や達成感、そして大きな誇りを

得ることもありました。

 

そういったことをすべて含めて

幸せな27年間だったと心から思います。

 

こんな思いにしてくれたのは

間違いなく職場の仲間や

仕事関係で出会った方々のおかげです。

 

自分にはもうこれ以上

この会社に貢献することはできないと悟り

潔く身を引きましたが

 

今この瞬間に

なんの後悔も未練もないというのは

自分なりに「やるべきことをやりきった」

と思えるからです。

 

サラリーマンリタイヤを

誰にでも勧められるかというと

決してそんなことはありません。

 

会社員には会社員の良さがあるし

それを存分に納得した上で

定年まで勤めることも

一つの生き方だと思います。

 

自分の足で歩き続けるには

それなりの覚悟が必要だし

それまでにやっておかなければならないこともあるのです。

 

でも、結局は一度きりの人生ですから

自分の気持ちに正直に

生きたいように生きるのが

幸せな人生ですね。

 

そんなことを考えながら

慣れ親しんだ職場をあとにしました。

 

 

そして最も私を驚かせたのは

深夜0:30を過ぎて帰宅したとき

私を出迎えてくれた家族でした。

 

ドアを開けるとクラッカーが鳴り、

妻と2人の子供が

大きな花束とチョコレートケーキを準備して

待っていてくれました。

 

そして3人からの

「パパへ」

と書かれたねぎらいの手紙を読んだ時には

もう涙をこらえることができませんでした。

 

今日最もドラマチックに私の人生を演出してくれたのは

私の家族だったのです。

 

「この家族のために私はがんばっている」

 

その生き方に間違いはなかったと

 

心震えるひとときでした。

 

そしてまた

明日からもずっと

前を向いて生きていきます。

 

 

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