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今、フィリピン不動産は「買い」なのか? 現地を理解するための10の基本情報

  2015/09/09    投資の考え方

海外不動産投資に関心が高まっています。

その中で今最もホットな国は

フィリピン

でしょう。

かくいう私も、昨年の6月にマニラのグローバルシティという

銀座と六本木と表参道を合わせたような超一等地に

「プレビルド」のワンルームマンションを契約しました。

 

プレビルドというのは、完成する前に所有権を確保する方法です。

例えば私の場合、2018年に完成するまで毎月7万円を支払います。

頭金を積み立てて支払うイメージですね。

完成時に残金分を現地の銀行で融資してもらうか、

そのタイミングで値上がり幅が大きければ売却することも可能です。

 

それでは、これからフィリピンで海外不動産投資をやってみようという方のために

私が把握しているフィリピンの基礎知識・雑学をお伝えします。

 

1.東京から飛行機で4時間

アジア諸国の中でもかなり近い方で、所用時間で言えば日本国内を新幹線で移動するような感覚です。

 

2.人口は9,943万人(2014年IMFデータ)

マニラ市だけで2,129万人。

淡路島とほぼ同じ面積に東京(1,323万人)の2倍の人口。

それだけ人口が密集している、マーケットがある、ということになります。

 

3.平均年齢23歳

いわゆる「人口ピラミッド」という年齢別の人口分布図が非常に理想的で、多くの若い人が少ない高齢者の生活を支える図式が当分続くようです。

 

4.中絶禁止・離婚禁止

ASEAN唯一、93%がキリスト教徒の国。

更に離婚が禁止され、中絶も禁止されているため、

人口は今後も勢いよく増え続けると言われています。

 

5.公用語は英語とタガログ語。

英語圏からのアウトソーシング需要が莫大で、アメリカ・イギリス・オーストラリア等から英語でのサポートセンターとして活用。人件費が安いからですね。

 

6.平均月収は4.6万円

この金額は経済成長とともに急速に、確実に上がっていくと言われています。所得が高くなれば豊かな生活を送れる人も増えてくる可能性があります。

 

7.GDP成長率は7.2%

2013年のGDP成長率は、アジアで唯一上方修正されて7.2%。
2010年以来の平均成長率は6.3%
2020年くらいまでは相当の勢いがあると言われています。

 

8.出稼ぎ労働者が最大の輸出産業

労働人口の8人に1人は海外へ働きにでかけ、本国に送金しています。2013年度はわかっているだけで251億ドル(GDPの約10%)が海外からの送金だそうです。

 

9.Facebook利用率 93.5%で世界1位

携帯電話普及率は人口に対して107%。
それだけインターネット社会になっていて、情報の行き交いが活発に行われています。
これをビジネスに利用しない手はないですね。

 

10.カジノ大国になろうとしている

今、政府が国策としてカジノを後押ししています。
実際、フィリピンのカジノ産業は年率20%の伸びを続けており、これからはシンガポールを上回るカジノ大国になると言われています。

さて、私が購入したプレビルドの物件は、2018年の完成時、果たして物件価格が上がっているのかどうか。。。。

フィリピン不動産については、情報がどんどん増え、様々な憶測が飛び交っているようですが、あくまでも自分の目で見て自己責任で判断しなければなりません。

でも、少なくとも私はこの投資経験で多くの人脈をに触れることができています。

更に、グローバルな視点を養う上でも、自分が物件を取得することでより親近感が増すこともあります。

 

ですので、

必ずしも金銭的な利益だけを目標にすることだけが不動産投資ではないのでは、と感じています。

常に良い点を見つけ、前向きに取り組んでいく癖を心がけたいですね。

 

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