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不動産投資をすると「伝える力」が磨かれる

  2016/01/15    リアルな活動報告

私がサラリーマンとして最後の仕事をする時期がやってきました。

今からちょうと5年前、デジタルカメラ市場が飽和し始めていた時に

世の中の流れに逆らうようにして、高級・高品位・高価格のカメラを

企画・投入しました。

 

当時は社内にもほとんど味方がおらず

「こんな高いカメラ、売れるわけがない」

「マニアに向けたニッチな商品」

「在庫のヤマになるだけだ」

とネガティヴ感に溢れた反応ばかりでしたが、

 

実はこういうカメラを望んでいたお客様が

予想以上にたくさんいて

 

それまでの

 

いかに安いか

いかに小さいか

いかにカンタンか

 

だけで価値が決められていた風潮に

一石を投じることになりました。

 

その年の日経BJヒット商品番付にもランクインしたのです。

 

良いものの価値を説明すればわかってくれる人がいる

 

長く持ち続けることに価値を見出す人がいる

 

高価格であることは、信頼感につながる

 

ということを

肌で体感しました。

 

当時は世界各国でプレゼンをしてまわり、

その度に

新しい商品に対して

保守的な反応や

否定的な意見を浴びせられたりしました。

 

言葉が通じなくても

揺るぎない想いとボディランゲージで

突破した時もありました。

 

そんな時こそ

「伝える力」

がいかに重要か

を痛感します。

 

あれから5年。

今ではすっかり商品の信頼性・ブランド力も上がり

かつての冷たい反応を覚えている人は

ほぼいません。

 

でも、それでいいのです。

時代は、たった5年で大きく変わります。

5年前には、全く思いもしなかった景色が見えています。

 

私のサラリーマンとしての美学は

誰もできないことを始め

誰でもできるようにすること

 

今はもう、私がいなくても

スタート時の何十倍も

商品の価値が伝えられるようになりました。

 

そのことに充実感と達成感を

今、一人で噛みしめています。

 

何か新しいことを始めるとき

大抵は多くの人に反対されます。

 

でも、自分が信じた道を

丁寧に伝え続けることで

少しずつでも味方が増えていくものです。

 

諦めたらそこで終わり。

諦めることが一番カンタン。

諦めればラクになれる。

 

何度もそう思うことがありましたが、

それでは何も変わりません。

 

自分が信じられるものを見つけた時

それにどこまでのめり込むことができるか

ここが肝心です。

 

自分が心底から信じているものは

きちんと伝えることによって

他人にも理解してもらえます。

このことを繰り返し継続することが

ビジネスの基本だと思います。

 

不動産投資では、

自分のビジョンをしっかりと伝えていけば

 

販売会社

管理会社

設備業者

金融機関

投資仲間

 

みんなが味方になってくれます。

 

不動産賃貸業は、確実に「チームワーク」が命運を分けます。

 

自分が信じること、正しいと思うことを

常に

伝え続けること

が大切です。

 

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不動産投資活動は単純作業なのか?
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