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日本のサラリーマン年収と不動産投資の現状

  2016/04/30    投資の考え方

本日参加したセミナーの中で、

 

「サラリーマンの平均年収推移」という棒グラフが

 

紹介されていました。

 

 

「サラリーマンの平均年収推移」

 

 

ここ数年の、サラリーマンの平均年収は

 

約4百万円台 中盤

 

ということくらいは聞いたことがあったのですが

 

その棒グラフを見て驚いたことは

 

平成9年(1997年)の487万円をピークに

 

年々減少傾向にあり

 

平成20年:430万円

 

その翌年は

 

平成21年:406万円

 

と棒グラフの段差がひときわ大きく

 

ガクッと落ちているのです。

 

 

そこはいわゆる

 

リーマンショックによる世界的金融恐慌があり

 

企業が倒産したり雇用が急激に減らされて

 

正社員から派遣社員にシフトしていった頃です。

 

 

それ以降、徐々にではありますが増加傾向にあり、

 

平成26年(2014年)で415万円

 

となっています。

 

 

15年前の平成11年(1999年):461万円

 

と比べて46万円も下がっています。

 

 

この10年、一向に収入が増えなかった私は

 

この先にもますます不安を感じて

 

サラリーマンを退職しましたが、

 

「どうりで給料が増えないわけだ」

 

と今さらですが、妙に納得してしまいました。

 

私だけじゃなかったのですね。

 

 

 

それはさておき、

 

だからこそサラリーマンの副業が注目され

 

不動産投資に注目が集まっています。

 

 

ところが、日本のサラリーマンの他にも

 

不動産に目を向けている人たちがいます。

 

 

そう、外国人(特にアジア系)です。

 

 

その理由は次の通りです。

 

 

「アジアと日本の不動産比較」

 

まずは不動産の価値を比べてみます。

 

1㎡あたりの価格

 

・日本 11. 5ドル

・アメリカ 15.3ドル

・香港 20.7ドル

・シンガポール 11.7ドル

・台湾 7.1ドル

 

つまりこの中では日本は

 

アメリカや香港に比べて安いですね。

 

 

次に、不動産投資の利回り

 

・日本 5.01%(東京23区)

・アメリカ 3.92%

・香港 2.82%

・シンガポール 2.83%

・台湾 1.56%

 

となっており、

 

日本はダントツで利回りが高い。

 

 

つまり日本は

 

不動産価格が安く

 

投資利回りが高い

 

絶好の市場となっているのです。

 

 

中国や台湾の投資家にとっては

 

自国の不動産に投資するよりも

 

日本の、東京23区内の物件を購入する方が

 

はるかに効率が良い

 

というわけです。

 

 

しかも彼らはほとんどが

 

 

「現金買い」

 

ですから

 

銀行の融資も関係なく

 

すごいスピードで買っていきます。

 

 

本当にスーパーで野菜を買うがごとく

 

次々と買い物カゴに入れるような感覚で

 

購入していくそうです。

 

 

 

ライバルはサラリーマン同志ではなく

 

外国人投資家なのかもしれませんね。

 

現金で買われると太刀打ちできないので

 

いち早く未公開物件を入手できるような

 

人脈構築をガンバるしかないですね。

 

 

あとはまた別の観点で

 

もしも区分マンションを持っているなら

 

外国人専門の物件売却サイトを検索して

 

そこへアプローチすれば

 

日本人に売るよりも高く

 

買ってもらえる可能性があります。

 

 

副業せざるを得ない日本のサラリーマンと

 

アジアの富裕層が

 

日本の貴重な不動産をめぐって

 

今日も火花を散らしているのです。

 

 

負けるな、日本のサラリーマン。

 

ということで、決断はお早めに。

 

 

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