海外不動産投資の魅力 〜セブ島〜
2016/03/13 投資の考え方
物件検索サイトのHome’sさんが主催する
「海外不動産投資セミナー」に参加し、
さまざまな国の不動産投資市場の情報を学んでいます。
今日はフィリピンのセブ島
についてシェアします。
実は私も、2014年の6月にマニラを訪れ
グローバルシティという都市計画最先端の街の
1ベッドルームをプレビルド契約しています。
「プレビルド」というのは
完成前に所有権を予約できるシステムで、
例えば私の物件の場合、2018年8月までの4年間、
29,000ペソ(約7万円)を毎月積み立てるようにして支払い
最後に残金を一括払いするか、ローンを組むか
売却するか
を選べるシステムになっています。
今回のセミナーはマニラではなく「セブ」の方。
そしてリゾート地として人気の高いマクタン島。
案内があったのは
美しいビーチに面したリゾートホテルタイプで
34㎡で 約1,100万円。
表面利回りは7〜8%
セブで有名なホテルグループが同施設を管理
という、日本の新築ワンルームマンションと比較すれば
そこそこの内容です。
ただし、やはりこちらも2018年に完成予定の
プレビルド(完成前販売)。
完成までは毎月工事の進捗状況が
写真で送付されてくるそうです。
さらにオーナー特典として
年間14〜30日の無料宿泊
もあり、セブが大好きな人にとっては
なかなか良い特典なのかもしれないと思いました。
でも気をつけておきたいのは購入時・売却時の費用ですね。
買うときには
・登記料 物件価格の0.25%
・移転税 物件価格の0.75%
・印紙税 物件価格の1.5%
・弁護士費用 物件価格の3〜5%
売るときには
・キャピタルゲイン税 6%
(注:売却時の利益ではなく、売却した金額全体がベースになる)
・仲介手数料 5%
がかかり、かつ物件を所有している間には
・固定資産税
・管理組合費
・賃貸管理費
・所得税
などなど、多くの諸経費がかかっていくことを
お忘れなく。
それでもフィリピンの場合には
1.プレビルド(プリセーリング)つまり
完成前に積み立て方式で支払うことができ
買いやすいシステムがあること
2.コンドミニアムなら外国人でも所有が可能
3.一括現金で支払うとさらに値引き
などの特徴があります。
また、国の経済成長率も依然として高く
不動産売買の価格も年々上がっています。
その上がり幅はマニラよりもセブの方が顕著で
完成後に物件価格が高騰してくれれば
売却益(キャピタルゲイン)も充分に狙えます。
ただし、前述の「諸費用」が
物件価格の大体10%相当分ありますので
少なくとも売価が20%以上アップしていないと
売却した後に残すものがほとんど無くなってしまいます。
海外に不動産を所有すると
現地に視察に行ったり、
外貨での資産運用を真剣に考えたり
同じようなことをやっている人の人脈が広がる
など、結構有益なことが見られます。
ですので、必ずしも利益を拡大するためだけに
海外不動産に投資するのではなく、
見識を広げるという意味で
1室くらい持っていても良いかもしれませんね。
長い目で、広い視野を持って取り組むことが大切ですね。
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海外不動産投資の魅力 〜マレーシア〜
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