海外不動産投資でセブ島に物件を買うメリットとは?
2016/03/19 リアルな活動報告
先日、Home’sの海外不動産投資セミナーに参加したとき
セブ島の物件紹介がありました。
その時のブログはこちら。
海外不動産投資の魅力 〜セブ島〜
当日、私は少し興味があったので、
販売会社のブースに名刺を置いて
「現地を視察するツアーがあるなら参加してみたい」
と伝えておきました。
すると案の定、翌日にその会社から
熱いオファーがあって、
ぜひ一度、直接お話をしましょう
と言って来たのです。
何をするにも私は
大勢の前で提供された情報だけをもとに
重要な判断をすることはしません。
直接1対1でじっくりと話を聞いてからでないと
個別の疑問も解消しないし、
メリット・デメリットを正しく把握できないからです。
さらに、不動産投資の場合、
人のつながりがとても重要なファクターになるので
このように個別に話を聞く機会を設けてもらうだけで
相手の印象も深まるし、
そこに付随する周辺の未公開情報なども
効率よくキャッチできる可能性があります。
何より自分自身の理解力を高めることができます。
そうして今日は
そのセブ島の物件を販売する会社を訪ね
1時間ばかり面談してきました。
今回のセブ島の物件は、
セブのマクタン島にある
ビーチ沿いに建設される
「コンドテル」
という形態の物件でした。
コンドテルとは
コンドミニアム(キッチンなどがついた自活できる部屋)に
ホテルの管理がドッキングしたものです。
海外といえば通常、コンドミニアムが主流ですが、
これは国内のワンルームマンションと同じで
管理会社を介して入退去や家賃収入の面倒をみてもらうことになります。
コンドテルの場合、建物の形態が「ホテル」なので
管理全体をそのホテルが行い、
宿泊客から得られる利益を
部屋の所有者全体で分配する
という方式になります。
簡単に言えば、ホテルの一室を所有する
といった感じですね。
で、肝心の利回りは、というと
諸費用込みで1,200万円で部屋を購入し、
70%の入居率だった場合、
管理費用を引いた年間収入は
約60万円程度。
実質利回り5〜6%
といったところです。
さらに厳しいことには、
その会社はローンの積極的な斡旋をしていないので、
頭金200万円+引渡時に残金1,000万円
頭金600万円+引渡時に残金600万円
もしくは
一括先払いなら12%割引で1,080万円
という支払い方法からの選択となります。
(わかりやすさ優先のため、あえて円表示)
完成予定は2018年。
これはもう、「投資」と言えるかどうか微妙です。
既に購入している人の目的を聞いたところ
・お金が余っているので節税対策として
・将来セブ島に移住することを考えている
という方々がメインだそうです。
このオーナーの特典として、
年間14泊はそのホテルに無料宿泊できることになっています。
うーん。さすが、国内とは全然違いますね。
でも私はフィリピンのマニラにあるグローバルシティという街に
既にプレビルドの物件を所有していることもあり、
ついでにセブ島にも観に行って来ようかな、
と、別の楽しみを描いているところです。
旅行を兼ねた物件視察ですね。
このように海外不動産投資は
国内とは違ったメリットを求めていかないと、
期待外れにこともあり得ます。
要するに目的が大事、ということです。
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昨日のブログ
不動産投資で成功するために、してはいけないこととは?
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