ブログ

不動産投資家は、急いだ方がいい?

  2016/01/18    投資の考え方

収益不動産を探している人が、不動産会社を訪ねた時のNGワードは

「急いでいませんので」

という言葉です。

 

自分の希望や資産背景などを話し、

次に良い物件があったら案内してほしい、と

お願いする時です。

 

忙しい不動産会社の方にお願いをするのですから

こちらとしては気を使って

「急がないのでお時間のある時に」

と言いたくなってしまう気持ちもわかります。

 

しかしながら、収益物件に関しては

そんな風に遠慮をしていると

ずっと自分の分が回ってきません。

 

なぜなら、物件を欲しい投資家は

山ほどいるからです。

 

Amazon.comで不動産投資の本を検索すると

4,403件ヒットします。

 

それだけ不動産投資は多くの人にとって関心があり

そういった本を読みながら実にたくさんの人が

物件を探しているのです。

 

こんな不動産市場は当然ながら

「売り手市場」

になっています。

 

物件がどんどん高騰して

利回りが下がっている現状からしても

売りたい人より

買いたい人の方が

圧倒的に多い

ということが顕著にみられます。

 

この状態で不動産会社としては

まず収益物件を探すのにひと苦労、

そしてやっと見つけた物件は

あっという間に売れてしまいます。

 

そうなると必然的に

「今すぐ買いたい、買わなければならない」

という人を優先的に

案内したくなります。

 

悩んだりしているうちに

他の投資家・他の不動産会社に

買われてしまうからです。

 

ある意味

不動産会社も

客を選ぶ

というスタンスにならざるを得ません

 

私たち不動産投資家は

たとえ不動産会社のセールスさんが

どんなに低姿勢であっても

 

実は投資家を選んでいる

という事実を理解すべきですね。

 

ですので、少しでも物件を紹介してもらえそうな可能性があったら

 

「いつ返事をもらえるのか」

「いつ進展がわかるのか」

 

を常に確認するようにして

相手を追い込んでいく方が良いです。

 

ただし、既に有効な関係ができていて

自分のことをよく理解してくれている

という手応えを感じられるほど

懇意な相手であるならば、

 

信じて待つ

 

というのも一つの手だし

相手に信頼感を与える

という意味では

良い場合もあります。

 

その際にも

だいたいどのくらい待てば返事があるのか

くらいは事前に確認しておくべきです。

 

私はこれでも小心者で

電話をかけるとうるさがられるかもしれない

と思う時があります。

そんな時には

LINEメッセージ

を送ってワンクッションをおくようにしています。

 

LINEやメールであれば

相手が時間のある時に読めば良いし、

考えてから返信するゆとりがあるからです。

 

不動産会社さんとのやりとりには

人間関係・社会での仕事の進め方の

基本があります。

 

相手のことを思いやりつつ

自分の要望をはっきりと伝えること

 

この繰り返しが

やがて身を結ぶのです。

 

**********************
昨日のブログ
物件購入時は管理費を見直すチャンス!
*******************

 

桜木大洋のブログをもっと読みたい方のために

桜木不動産投資塾

のホームページはこちら

 

  関連記事