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賃貸物件のネット広告は写真数と情報の正確さが重要

  2016/01/27    業界裏ばなし

先週の賃貸住宅新聞(2016年1月18日付 Vol.1209)に

興味深い記事が載っていました。

 

2015年の調査で、賃貸ユーザーが部屋探しで訪問した不動産会社数の平均値は

2・3社

だそうです。

 

物件購入時と違って、賃貸物件を決める時は1社からせいぜい3社くらい、

多くても4社、ということですね。

 

その会社に自分の所有物件の取り扱いがなければ、

検討してくれることすらない

ということになります。

 

つまり、空室対策として

集客数・契約数アップを図るには、

この限られた訪問社数に選ばれるか否かで

勝負が決まると言っても過言ではありません。

 

そこで重要となるのがインターネット。

特にネット利用者の8割が利用する

と言われている

スマホ向けの物件広告がカギとなります。

 

では、

集客数アップのためのネット広告のポイントとは?

 

1.物件写真の質と数

 

ネット広告において今や基本となるのが

 写真の点数です。

 

昨年の調査でも

「ユーザーが求める情報」

というリサーチ結果

でダントツの1位でした。

 

室内、設備にとどまらず、

周辺の店舗や

道路状況が確認できる写真

が求められています。

 

室内や設備写真も

広さや使い勝手がわかる写真

の支持率が高いようです。

 

そして、不動産情報サイトへ広告を出稿する際は、

点数制限をフル活用するのが効果的です。

 

たまたま今日、私がコンサルティングをしている方から

「年末まで5部屋が空室だったのですが、

写真の入れ替え、360度写真

を導入したところ

残り空室1つまで来ました。」

 

という嬉しいお知らせが届きました。

 

360度写真も、

ユーザーにとって臨場感があり、

あたかも内見しているような感覚で

効率が良いですね。

 

実際に効果があった、という事例を聞くと

ますます信頼性が高まります。

 

2.情報は正確に

 

もう一つ重要なのが

「正確な物件情報の提供」です。

 

こちらは同じく昨年のリサーチ結果で、

「今後求められているもの」

つまり

「現状ユーザーが満足していないもの」

という項目の中で1位。

 

同調査の別の質問で

訪問後の行動パターンを尋ねたところ、

 

不満を感じた場合

「そのことを知人や家族に伝える」

との回答が最も多かったそうです。

 

これは、

物件情報の誤りが訪問時に判明したら

大きなマイナスになりかねない

ということです。

 

口コミは怖いですからね。

 

限られた訪問社数に選ばれるためにも、

情報の正確さには最大限の注意を払う必要がありますね。

 

 

かくいう私は、

本日 残念なことに

所有物件の管理会社さんから

「2月26日で退去・契約解除となります」

という残念なお知らせが届きました。

 

理由は「家を買うから」。

 

ファミリータイプの場合、

ある程度長く住んでいただけてありがたいのですが、

こういう時(家を買うとき)は

対策のしようがありません。

 

これは退去後にすぐさまクリーニングを実施し、

インターネットで魅力的な告知を準備しなければ。

 

一日も早く次の入居者に入ってもらうため、

しっかりと

写真&掲載情報

をチェックしていきます。

 

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