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不動産投資家と一流プロ写真家

  2016/01/30    リアルな活動報告

昨日は15年来のお付き合いがある、

超一流の写真家さんと、久しぶりに会食をしました。

実は私、写真業界関連の会社に勤務している関係で、

職務上、写真家さんとのパイプがあります。

 

また、自身も中学一年生の頃から写真が好きでしたので、

結構自分でもよく写真を撮ります。

(ちなみにこのブログのアイキャッチ画像は全て自分で撮影したものです)

 

さて、その写真家さんは、

日本でアマチュア向けの写真雑誌を創刊し、

写真教室など若者の育成に力を入れる傍ら、

アメリカ、ロンドンなど海外でも

写真展やワークショップを開かれている、

とてもグローバルに活躍されている方です。

 

私もかなり懇意にさせていただいているつもりでしたが、

ご本人がほとんど日本にいないこともあり、

今回は数年ぶりの再会となりました。

 

私にとってその方は、常に人生の師であり目標です。

その師匠が、久しぶりの再会で

最近、疑問に感じること

としてお話しされたことが印象的でした。

 

「あなたは写真家なのか、経営者なのか」

 

最近、こういった質問が多いが、その真意は

 

「芸術家なのか、金の亡者なのか」

 

と問われているような気がする。

師匠はこんな問いかけに、どうも辟易としているようでした。

 

その方はもちろん写真家の世界でも

日本を代表する素晴らしい実績を(今も)残されていますし

同時に雑誌をつくる=出版社の代表でもあり

時にはイベントのプロデューサー

だったりします。

 

さらに最近では

日本のふるさとを写真の力で活性化させるべく、

北海道から沖縄まで飛び回り、

“まちおこし”にまで貢献するようになりました。

 

反面、同じ写真業界の人々からは、

幅広く経済活動をしているように見え、

写真以外の業界で目立てば目立つほど

「芸術家ではなく金の亡者」

と言われるケースが増えてくるようです。

 

まったく寂しい限りです。

 

とかく日本は

「お金を儲ける人」は罪悪

のように考えられている風潮があります。

 

そういう教育になっているそうです。

 

しかし海外では、

お金持ち=社会貢献できる人

ということで

尊敬されます。

 

実際、私の知っている億万長者の方々はみな

奢らず威張らず、

いつも人の幸せを考えて行動されています。

 

大金持ちになったら

もう一生働かなくてもいいのに

 

逆に社会のためになることを

一生懸命考えて、行動している。

 

そんな方ばかりだし、

まさにその写真家さんも実践されていることです。

 

「全体の繁栄なくして個人の発展なし」

 

という言葉をその写真家さんに教えていただきました。

 

個人の写真家として、

もしくは写真業界という狭い世界

だけを盛り上げようとしても

いずれ限界がくる。

 

日本の社会、そして世界の地域にいたるまで

「写真」が「文化」として貢献するにはどうしたらいいか

いつもそればかり考えているそうです。

 

不動産投資家は、

芸術家ではないと思いますが、

マインドとしては近いものがあります。

 

自分のことだけ

自分の投資物件だけ

うまくいくことを目指すのではなく、

 

賃貸業界全体が活性化しなければ

最終的には我々不動産投資家は

長続きしないのです。

 

成功者の域に達するには、

常に周囲の繁栄を視野に入れ

行動しなければならないのです。

 

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