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7つの習慣と不動産投資

  2016/03/15    投資の考え方

今日は「7つの習慣」という本の

読書会に参加してきました。

 

「7つの習慣」とは、

アメリカのコヴィー博士によって書かれた世界的名書で、

 

1996年に出版されて以来、

40以上の言語に訳され、

世界で3,000万部以上、

日本でも200万部以上

販売されているビジネス書です。

 

「習慣」によって人格が形成され、

その効果として人生を劇的に変えることができる

ということが、一貫して書かれています。

 

自分が変わることで

対人関係も良好になるという学びもあります。

 

そんな深い深いお話の中で、

とてもわかりやすいシンプルな例として

イソップ童話に出てくる

「ガチョウと黄金の卵」

が引用されていました。

 

ある貧しい農夫が、

自分の飼っていたガチョウが

純金の卵を生むようになると

突然大金持ちになりました。

 

そして毎日ひとつずつ

黄金の卵を手に入れるうちに

欲が出て、

腹の中の卵を全部一気に欲しくなり

ついにガチョウを殺してしまいました。

 

しかしお腹の中は空っぽで

農夫は卵を手に入れる手段さえも

失ってしまったのでした。

 

 

と、これは不動産投資にも当てはまりそうです。

 

 

金の卵を生むガチョウは

物件そのもの。

 

そこから安定的に収益を生み出すわけですが、

 

欲を出してもっともっと

一気に増やすことばかりを考えていると

 

やがて本質を見失い

大切なことを忘れがちです。

 

不動産投資は「物件を買ってから」が勝負で

丁寧に経営改善を図りながら

物件を安定的に収益が上がるよう

努力し続けなければなりません。

 

しかし急に月収を増やそうと

収益性の悪い物件を慌てて購入したり

一気に利益を確定するために

安易に売却したりすると

 

そこから先は

一切の収益を得られなくなってしまいます。

 

私が考える不動産投資の本質は

いかにして安定的・継続的に

収益を確保できる仕組みを構築できるか

にかかっており、

 

さらには管理会社や仲介不動産業者、

金融機関と良好な人間関係を構築しながら

チームワークを発揮することが求められます。

 

時には長い時間を必要とする場合もあるのです。

 

まさに不動産投資にも

“7つの習慣”のコンセプトがあてはまります。

 

私がかつて所属していた不動産投資塾でも

この本を推奨していました。

 

うまくいかない時に

他人のせいにするのではなく、

その原因が自分の中にあると捉え

意識の改善を試みながら

人格形成を図るのです。

 

そうすることで

物事が望んだ方向に進み

良い成果を得られるようになります。

 

7つの習慣は

あまりにも奥が深く

読むたびに新しい発見がある本です。

 

不動産投資で成功したい人は

ノウハウ本を読み漁る前に

 

ぜひこの一冊に目を通してみることを

お勧めします。

 

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