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不動産投資で最大のリスクとは?

  2017/03/21    投資の考え方

先日の三連休は、連日でセミナーに登壇しました。

 

最終日には私が主宰する「不動産投資プラチナ講座」では、

定例の不動投資成功マインドと

物件購入者の成功事例発表に加え

 

今回はオーナーにとって関心の高い

物件の火災保険・地震保険、

オーナー自身の利殖に繋がる生命保険について

 

二人のスペシャリストによる

とっておきの情報をお伝えしました。

 

そして第3部では、毎回好評の

「不動産会社セールスによるスペシャル座談会」

を開催。

 

9社のセールスさんが一堂に会し、

私が引き出す本音トークに

笑いあり、緊張感ありの

大変な盛り上がりを見せました。

 

中でも印象に残っているのが

「不動産投資における一番のリスクは何だと思いますか?」

という質問。

 

販売会社から見て、

これから物件を取得しようとする投資家が

もっとも気にすべきリスクはどんなことなのか

 

 

私の想定としては

・空室リスク

・修繕リスク

・金利上昇リスク

が、一般的に言われている

3大リスクなので、

 

そのどれが最も影響が高いものなのか

専門家の観点から意見を聞いてみたいと思ったのです。

 

ところが、ほとんどのセールスさんの答えは

予想に反するものでした。

 

 

彼らが日頃、収益物件を求める投資家と接していて

最も懸念していること、それは

 

「将来どうなりたいか、を考えずに物件を買うこと」

 

でした。

 

目先のリスクはオーナーの経営改善努力によって

ほとんど解決できるはず。

 

それよりも、

いつまでにどのくらいの資産を構築したいのか

 

取り急ぎキャッシュを得ることが目的なのか

 

いつ頃に売却を目論んでいるのか

 

など、何のためにその物件を買おうとしているのか

 

投資家自身が自分の考え・イメージを持っていないケースが

あまりにも多いと言うのです。

 

だから曖昧な判断をして

後々起こるトラブルに対処できず

期待する結果が得られないことに失望する。

 

しかし不動産投資は

進め方・買い方が一つではありません。

 

どんな物件を買うべきか

法人で買うか個人で買うか

どんな銀行にアプローチすべきなのか

 

は、その人が望む結果によって

変わってくるのです。

 

こういった意見を9名の不動産会社さんが

少なからず本音で唱えている状況に

 

参加者も固唾を飲んで聞いていました。

 

集まったセールスさんは皆

とても穏やかに、優しく話されていましたが、

 

「目的を持たずに物件購入を求める人」に限って

決断も鈍いし行動も遅い。

 

そして何かあった時には不動産会社のせいにする。

 

こんなケースが多く、きっと日頃の営業活動の中で

うんざりしているのかもしれません。

 

物件を買ってくれる人は良いお客様かもしれませんが、

そんな短絡的なことを喜ぶのではなく、

 

その先の進め方について心配になる

 

それが不動産販売会社の立場から見て

一番の気がかりなのでした。

 

 

目に見えるリスクはいくらでも

解決に向けた手伝いができるけれど、

 

その人の目標・目的については

購入者自身が決めるしかないのです。

 

その日集まった参加者さんは

私を含め、

改めて気の引き締まる思いでした。

 

 

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