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太陽光に投資する新しいスタイルとは?

  2016/01/19    自慢できない失敗体験

2015年から売電価格が27円/kWhになり、もはや投資案件として魅力が無くなったと言われている太陽光発電設備。

 

これから購入するならば、

利益を圧縮するための減価償却として

計上できる分

くらいでしょう。

 

と多くの投資家が言っています。

 

収益不動産のように

設備費用をローンで借りて

売電で返済しながら

キャッシュローを得る

 

というのは

売電価格が32円/kWh

だった2014年までがギリギリ

というケースがほとんどです。

 

しかしながら、

諦めの悪い私は

太陽光設備をリースで利用するという

新しい「収益確保スキーム」を発見しました。

 

今回の案件は茨城県那珂市。

 

4,235㎡の敷地に290Wのパネルを1,056枚設置し、

合計出力306.24kW

という、わりとビッグサイズの高圧システムです。

 

売価は1.5億円。

 

この太陽光設備は2013年7月から連系され

 

売電価格 43.2円(税込)!

 

利回りは10.22%

 

年間でおよそ1,600万円の売電となる見込みです。

 

この太陽光設備をリース契約することにより

リース期間:15年

リース月額:105万円

年額:1,263万円

保険料:60万円

管理費:60万円

税 金:50万円

 

これらすべての経費を差し引くと

1,600万円ー1,433万円=167万円

月額で13.9万円

になります。

 

本来ならば1.5億円の物件で

月額たったの13.9万円のキャッシュフロー

なんて、少なすぎてやりません。

 

せめて月収25万円(年間300万円)は無いと

収益物件としては効率が悪いと判断します。

 

しかし!

 

ここからが「新スキーム」。

 

よく考えてみてください。

 

リースということは

融資ではない

つまり

負債にはならない

のです。

 

さらに

頭金もいらない

のです。

 

つまり、

太陽光をリース契約すれば

自己資金ゼロ円で

月収13.9万円の純増

になります。

 

これは売電価格が43.2円の中古品(3年落ち)

ということもあり、

新設の場合のリース期間が15年のところ

今回は13年。

 

そして13年後には、

残存簿価(約2,200万円)を

さらに2年間の分割支払いで買い取るため、

結局は13年+2年=15年の期間になります。

 

東京電力の買電確約期間は20年なので

3年落ちの中古は17年残っています。

 

ですので、15年の支払いが終わった後は

あと2年、

売電収入 約1,000万円を受け取れます。

その後は出力効果もぐっと下がり、

買電価格も下がると思いますが、

発電し続ける限りは大きな収入になります。

 

太陽光は空室のない賃貸物件と同じ。

常に満室率100%

もしくは天候条件がよければ

100%以上になることも望めます。

 

リースによって負債を背負わず

着実に月収を増やしていく

このスキームは

これから太陽光の中古が出てくれば

しばらく流行するかもしれませんね。

 

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