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部屋探しをする人の目から見た不動産会社のポイントとは?

  2015/11/01    業界裏ばなし

今週の全国賃貸住宅新聞に、興味深い調査結果が載っていました。

アットホームやリクルート住まいカンパニー、ネクスト等が加盟する不動産情報サイト事業者連絡協議会の調べで、「不動産情報サイト利用者意識アンケート」が実施されたようです。

調査期間は3月19日〜5月17日の60日間。同協議会及び会員企業サイトでオープン型調査として行い、有効回答者数は1323名でした。

それによると、「問い合わせ・訪問時に不動産会社を選ぶポイント」は、前年調査と比べて大きな変化がありました。

前回ランク外だった「物件の写真の見栄えがよい」が4位に入り、物件情報における写真の重要性が著しく高まっていることが伺える結果になりました。

写真はSNS等のおかげでどんな年代の人にとっても大変身近になり、写真を見る目も次第に慣れて来ているのかもしれません。

最近は写真の他、動画も非常に訴求効果が高いそうです。かつて私の物件では、女性セールスのガイドつきで、まさに内見と同じく、部屋の中を案内している様子を収録して流してくれたことがあります。

 

また、男女により不動産会社選びのポイントが異なり

男性で8位にランクインした「全国展開している会社である」は

女性ではランク外

逆に女性で7位の「会社案内が詳しく紹介され、安心感が持てる」は

男性ではランク外になりました。

男女それぞれで信頼感を寄せるポイントが違うのですね。

 

そして、過去4年の調査でもっとも大きく変わったのは、

検索に利用したデバイス」で、

スマートフォン利用者が12.7%→84.6%
特に20代以下では94.3%も!

今や不動産会社のホームページもスマホでの検索を意識したものにする必要がありそうです。

 

こういったことを踏まえ、私は所有物件に空室が出ると、まず客付けの管理会社を訪ね、セールスさん一人一人に物件の名前と概要を説明しながら挨拶に回ります。やはり電話やメールで「よろしくお願いします」と伝えるより、直接顔を見てお願いする方がずっとインパクトが強いですね。

すると、セールスさんの方でも意識を高めてくれて、

「退去後のクリーニングが終わったらすぐに写真と動画を撮りますよ」と自らおっしゃってくれました。

最後はやはりセールスさんからの「押しの一言」が重要なので、できるだけ自分の物件を印象づけておく必要があります。

しかしそこに到達する前に、ネット上で物件を見つけてもらうためにはやはり写真が大事。そして検索の仕方もスマホ対応に合わせてホームページデザインにしていただかないと、他の会社に移られてしまうということですね。

そういう意識を持って、もう一度自分の物件を、スマホで検索してみることも大切です。

 

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