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民泊事業が盛り上がっています

  2015/11/19    業界裏ばなし

最近、賃貸住宅の空室を短期間で貸し出す「民泊」の事業が、日を追うごとに盛り上がっていると感じます。私の不動産投資家仲間でも興味を持つ人が多く、よく話題にのぼります。

そして、先日届いた「週刊全国賃貸住宅新聞」には、

「アパマンショップホールディングスが民泊ビジネスに参入」

という記事が一面に載っていました。

時期は、東京都大田区が来年1月を目処に準備をすすめている「民泊解禁」の規制緩和に合わせ、アパマンショップ・グループの管理会社がサブリースしている物件を順次、民泊可能物件として運用していくそうです。

サブリース」というのは、物件のオーナーから1棟分をまとめて借り上げ、その管理会社の責任で賃貸を行うものです。オーナーにとっては部屋が埋まっていても空いていても一定の家賃が入るので、定額収入があって安心ですが、当然のことながら管理料が上乗せされるため、純粋に満室で賃貸するよりは収入が少なくなります。

したがってサブリースは比較的「満室にすることが不安な地域に物件を所有するオーナー」もしくは「賃貸経営自体が面倒な資産家オーナー」が利用するシステムです。

アパマンショップでは、来年1月の本格スタートに備え、登録・予約サイト「アパマン・ビーアンドビー」を立ち上げるそうです。

そして民泊の主なターゲットは外国人になるため、英語や韓国語、中国語の3ヶ国語に対応予定です。

立地条件の良い物件を民泊として貸し出せば、外国人旅行客だけでなく、国内出張で使うビジネスパーソンの需要も見込めます。

しかしこれまでのブログでもお伝えしたように、民泊にはリスクも伴います。

・普通の賃貸物件と違って、家具(少なくともベッド)を設置しておかなければならない。

・部屋の使用に関する注意書きを、日本語だけでなく英語・中国語などでも準備する。

・鍵の受け渡しをする仕組みをつくる。

・周辺住民に配慮したセキュリティ。

・そもそも需要があるエリア(駅近など)でないと、利用されること自体が少ない。

いわゆる「ミニホテル」なわけですね。

もともと立地の便に優れている物件であれば、「月々何万円」という賃貸よりも、

短期に分割して「1泊で数千円」とした方が、トータル的に得られる収入は大きくなるでしょう。

 

しかし、その成功事例を見て自分の物件を「民泊」化するのは、なかなか冒険的ではあります。たくさん物件を持っていて、新しい貸し方にチャレンジしたい、という方は何の問題もありませんが、空室が不安だから民泊でそれを補う、という考え方ではうまくいかないと思います。

保守的かもしれませんが、賃貸オーナーは、まず空室を埋め、満室経営を実現することを基本に努力していくべきだと思っています。

本音を言えば、「民泊」ができるほど優良・魅力的な物件を所有したいですね。

 

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