ブログ

不動産投資家は失業保険をもらえるのか?

  2016/07/25    自慢できない失敗体験

 

 

私は3月末でサラリーマンを辞めました。

 

つまり退職して職を失ったので、

次にやるべきは失業保険の給付申請かな、と考えていました。

 

たしかにサラリーマンの副業として

収益不動産を所有していますが、

 

これは副収入だし、

会社に勤めているわけではないので

関係ないはずです。

 

失業保険の給付を受けるには

ハローワークへ行って

申請しなければなりません。

 

幸か不幸かこれまでハローワークという場所へ

行ったことがなかったのと、

退職後もいろいろとやらなければならないことが

山積していたため、優先順位が低くなり

 

初めて訪問したのが7月半ばとなってしまいました。

 

かつての勤務先から送られてきた「離職票」に

これまでの職歴や自分のスキルなどを記入し、

これからどんな職に就きたいか、

収入はどれくらいを希望するか

など、できるだけ丁寧に書いて窓口に提出。

 

そしてその場で配布されたアンケート用紙のようなものに

ふと目をやると

1点だけ気になる文言を見つけてしまいました。

 

「あなたは、会社の役員ですか?」

 

うーん。これまで法人を立てて物件を買い進めてきたので

すでに妻を代表にした4つの合同会社と

自分を代表取締役にした1つの株式会社があるので

これには「はい」と答えざるを得ません。

 

 

そうして恐る恐る担当の職員さんに

「会社の代表だと、失業保険はもらえないんですか?」

と尋ねると

 

「もちろんダメです。」ときっぱり。

 

失業保険は、働く意思があって仕事に就けない人を応援する制度です。

不正な申告をすると、重い追徴金が課せられます。

 

という文字がいろんなところに書かれていました。

 

法人の代表になっている人は、自営業を営んでいると見なされ、

「働く意識があって仕事に就けない人」ではないのです。

 

ちなみに退職後、法人設立の準備をすることも

基本的には認められません。

 

一応、もらえたかもしれない給付金の額を確認すると

7810円×150日=1,171,500円。

 

でもこれをもらうためには

毎月1回、決められた日にハローワークへ行って

面談らしきものを受け続けてないといけません。

 

そして万が一、後で不適格だったことが判明すれば

給付金の全額返還に加えて、追徴金が最大その2倍。

 

つまり支給金額の3倍返しとなるわけです。

 

約5ヶ月間にわたりハローワークに通い続け

仕事を探すフリをして

挙句の果てに罰金を払うというリスクに怯えるのは

時間と体力と精神力の浪費。

 

ここはさすがの私もきっぱりと諦めました。

 

サラリーマンが収益不動産を拡大するなら

法人を設立していくしかないと思うのですが

そうすると、退職後に失業保険はもらえなくなるのです。

 

まぁ、当然といえば当然のような気がしますが、

自分の給料から掛け金の一部を支払っていたことを考えると

ちょっと悔しかったのでシェアしてみました。

 

 

 

xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx

お知らせ:大好評につき桜木大洋の不動産セミナーは
     開催日が増えました!
     これから不動産投資を始めてみたいという方、
     あと1棟が買えなくて行き詰まっている方へ
       本では伝えきれなかった生情報を、
               惜しみなく公開します。

富山開催       8月7日(日)9時30分~11時30分
東京開催       8月8日(月)19時~21時
東京開催     9月14日(水)19時~21時

詳しくはこちら
http://sakuragi-juku.com/seminar/

——————————————————-

*とってもわかりやすい、と評判の著書:
「自己資金0円からはじめる不動産投資」

キャンペーン情報はこちら。
http://sakuragi-juku.com/shikin0/

——————————————————-

TOKYO MX 『テリー伊藤のマル金ライダー8』に出演!
動画はこちらから。
http://mixer-ex.com/Li91710/114041

——————————————————-

********************
昨日のブログ
不動産投資家の経営マインドとは?
********************

桜木大洋のブログをもっと読みたい方へ

桜木不動産投資塾

 

 

  関連記事