不動産投資で成功するために、してはいけないこととは?
2016/03/18 投資の考え方
本を出版すると、いろいろな方からお声がかかるようになって、
なかなか充実した日々を過ごさせていただいております。
中でも楽しいのは、不動産投資を目指す方々との直接コンサルティングをしている時です。
私もかつてはサラリーマンで同じような立場だったので
みなさんの気持ちがよくわかるからです。
今はインターネットで検索すれば
誰でも物件情報を簡単に入手することができます。
問題は、その物件を正しく判断できるか
金融機関に適切なアプローチをして融資を獲得できるか
がシンプルかつ重大な課題となっています。
不動産投資に関する基礎知識は
とてもカンタンなものですから、
少し勉強すればすぐにマスターできます。
問題はその後で、
きちんと自分の目標を設定し、
計画を立てられるかどうかが
不動産投資を意義あるものにしていくのです。
極論すれば
ワンルームマンションの一部屋を所有するとか
手頃なアパート、マンションを1棟入手するなどということは
比較的カンタンに、
それこそ誰にでもできることです。
それでローンが完済されるまで持ち続けて、
最後に資産として手元に残すことだって
立派な「不動産投資」です。
しかし、年収いくらとか、会社をリタイヤしたいとか
さらに大きな目標をお持ちの場合には
最初の1棟目を含めて
きちんと計画的に取得していくことが肝要です。
その際、一番してはいけないことは
「あの人がーーと言ったから、たぶん無理」
「一度会った銀行の人にーーと言われたから、この辺が限界」
「私はーーだから、きっとーーだと思う」
このようなことを考えるのはもちろん
口にするのもダメです。
数年前、「銀行は年収の20倍までしか融資しない」
という話がまことしやかに流布されましたが、
私はすでに年収の50倍を超える金額を
たった一つの銀行から融資してもらっています。
決して最初から上限を決められていたわけでもなく
言えばすぐに貸してくれたわけでもありません。
もうこれが最後ですよ、
と何度言われたことか。
それでも諦めずに物件資料を持ち込み
経営方針や利益計画を説明して
なぜこの物件を買う必要があるのかをプレゼンし続け
たとえ融資承認されても
売主の都合で流れたり
ということを何度も何度も繰り返して
やっと手に入れているのです。
私の周りの投資家仲間で
成功している人たちは
みんなこのくらいやっています。
どんなに断られても
無理だよと言われても
自分だけは例外となるべく
諦めずに銀行訪問と物件探しを繰り返すのです。
それをやらなければならない理由さえ
はっきりしていれば
あとは根気の問題ですね。
私のもとへコンサルティングを受けに来られる方には
ぜひこの辺をしっかりと理解していただきたいと思っています。
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不動産投資では管理会社が成否のカギを握る理由とは?
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