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不動産投資と住宅ローンの相互影響とは?

  2016/05/13    リアルな活動報告

今日、自宅の近くにあるAEONというスーパーで買い物をしました。

 

レジの人が商品をバーコードリーダーにかざすたび

ピッ

と音がして小気味良いのですが、

同時に目の前に突き出された

金額を確認する画面から

大きな数字が目に飛び込んできました。

 

「イオン銀行 住宅ローン金利0.38%」

 

えー? れいてん、さん、はち?

 

さすがマイナス金利時代。

 

銀行さんも、

日本銀行に預けてお金を取られるより

消費者に貸した方がまだマシ

と考えたのでしょうか。

 

0.38%って、

もうほとんど0に近いです。

 

これを見た時、まず最初に感じたのは

「広告の見せ方が上手い」

 

イオンのスーパーで買い物をする人は

住宅を買う人が多いと踏んで

そのターゲットがレジ打ちを待っている時間

見る場所はもうそこしかないでしょ

というところに

「金利0.38%」

の表示。

 

これはインパクトが強い。

さすが、よく考えているな、と思いました。

 

 

ところで

住宅ローンを借りていると

収益不動産の融資を受ける時に

悪影響がありますか?

という質問を受けることがありますが、

まず、ほとんど関係ないと思われます。

 

私は3,000万円の住宅ローンを借りた状態で

合計12億円の不動産融資を引いています。

 

 

逆に、収益不動産の融資を受けていると

住宅ローンが借りられるかどうか

という方が心配です。

 

これも私のケースですが、

在職中に、現在の住宅ローン(0.975%)からの

借り換えを目論んだことがありますが

狙っていた銀行の審査で

落ちてしまいました。

 

もちろん理由は教えてくれませんが

収益不動産で個人として

1.5億円の融資を引いてるから

ということくらいしか

思い当たるフシがありません。

 

 

金融機関によって

またその時の状況によって

 

考え方はいろいろありますが、

少なくとも私の経験では

住宅ローンは

収益物件を買う前に

借りてしまった方が良い

と思います。

 

 

そして、住宅ローンを借りた後

一生懸命「繰り上げ返済」を

頑張っている人を見かけますが、

これはもったいない。

 

私はできるだけ先送りにします。

 

住宅ローンは、

もっとも金利の低いローンだからです。

 

返すなら

金利の高いものから順番に

返していくべきです。

 

不動産投資を続けるなら

できるだけ住宅ローンで

お金を調達し、

他に投資した方が賢明です。

 

 

まあこれは

意図的にやるものではないかもしれませんが

 

住宅ローンは

借り換えができるうちに

借り換えておいた方が良いです。

 

自分から金融機関に打診しないと

誰も声をかけてくれません。

 

これも行動です。

 

借り換えのポイントは

・残金が1,000万円以上

・返済期間が10年以上

・金利差が1%以上

であれば

ほぼ確実にメリットがあります。

 

収益物件だけに目を奪われず

時にはご自身の住宅ローンにも

目を向けてみることを

お勧めします。

 

 

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