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不動産投資本の出版に職人のこだわりを見た!

  2016/01/21    リアルな活動報告

私の本が2月8日に発売されます。

人生はじめての出版で、とてもワクワクします。

もちろん本の内容は、

初心者でもできる不動産投資の基本について。

サラリーマンだからこそできる

自己資金ゼロから圧倒的にキャッシュフローを

増やしていく手法を

惜しげもなく解説したものです。

 

今日はその最終原稿の確認で、出版社へ行ってきました。

既に何度も修正を加え、ほぼ完璧に仕上がっている状態なので

あとは印刷所へ入稿する前に

編集長と二人で誤字や脱字の確認をするだけでした。

 

ところが

編集長が準備されていた修正文字の

多いこと多いこと。

 

でもそれは、普通の人では気付かないくらい

細かいレベルの直しです。

 

ポイント1.漢字とひらがなの使い方を統一する

観る → 見る

勧める → すすめる

全て → すべて

子供 → 子ども

うかがう → 伺う

よく → 良く

客づけ → 客付け

 

ポイント2.漢字の送り仮名を整備する

借り入れ → 借入

切替 → 切り替え

 

ポイント3.字体をそろえる

数字の「2」→ 数字の「2」(全角)

漢数字の「一」 → 明朝体をゴシック体に

 

ポイント4.句読点を読みやすくする

読点「、」を減らす

カギカッコの中の「 。」は削除

 

全222ページにわたり、各修正箇所があるページに青い付箋をつけ、

一つずつ私に確認を求めます。

 

実は私も小さい頃から国語は得意な方で、

文法はほぼ完全に理解していたし、

作文問題で「何文字以内で書きなさい」という時、

必ず最後のマスで終わるように文章を調整したり

わりとどうでもいいことにこだわって楽しんでいました。

 

本業のサラリーマン業務の中でも、

製品カタログやキャンペーンのチラシ

記事原稿などを手がけていたので

文章の校正には

わりと自信を持っている方でした。

 

でもやっぱりプロは違いますねー。

 

私の222ページを、昨夜から今朝にかけて

もう何度も読み返されているのです。

 

そのスピードだけでも信じられない速さなのに、

修正ポイントが

もはや「そこ見る?」というレベルまでこだわって

徹底的に整合性を追求しているのです。

 

編集長は不動産投資の経験はありませんが、

もともと私の提出した原稿を読まれて

面白いと思って出版を決めてくれたし、

度重なる確認・修正を通じて

すっかり不動産投資に詳しくなりました。

これが出版社の醍醐味なのでしょうか。

 

編集に携わる方は、いろいろな方面の知識が増えていきますね。

 

でも、今日もっとも印象に残ったことは

編集長のさりげない一言。

「作り手が一番わかっていないといけないから」

筆者・作者ではなく

作り手=編集者。

世の中に送り出してお金をいただく限り

そこに最大級の責任と誇りを見出しています。

 

出版というのは、ある意味「職人」の領域なのですね。

もはや編集長は私の大切な戦友であり、心からの敬意を表します。

 

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