不動産投資は何から始めればいいのですか?
2015/09/18 よくある質問
不動産投資に興味を持ち始めた人に会うと、私はかなりの確率で質問攻めに遭います。
不動産なんてもともと手の届かない話だと思っていたところへ、身近な人が物件を購入したり、遺産相続して土地と建物を持ったり、テレビや雑誌で特集されたことなどがきっかけで、不動産の世界に足を踏み入れたいと思う人は今も増え続けています。
そして多くの初心者の方々は、大抵決まって同じような質問をされます。それだけ問題点や疑問点が似かよっているということですね。
中でもかなり最初の段階にいる人から受ける質問がとても興味深いです。
「不動産投資、すごくやりたいんですけど、
何から始めればいいのかわかりません」
なんて素直な質問でしょう。
こういうことを本気で質問できる人は、かなり成功する可能性が高いと思います。なぜなら、素直に聞いて、素直に行動する人が、最も効果を挙げることができるからです。でも油断してはいけません。
「何から始めればわからない」からやらないのか、
「何から始めればわからない」から教えてくれればすぐにやるのか
ここが大きな違いです。言い訳なのか質問なのか、良く考えてみてください。
ではお答えします。不動産投資を志すならば、まず最初にしておくべきことは、
ご自身の資産の確認
です。
源泉徴収票を過去3年分、すぐに提出できますか?
確定申告書を過去2年分、すぐに提出できますか?
奥様に収入があるならば、その分の資料も必要です。
預貯金はもちろん、株や証券、年金、生命保険にいたるまで、
現金換算したものがどれくらいあるか、把握していますか?
これ、実は結構面倒なことです。
「大体、、、◯◯円くらいかなぁ。。。」と口頭で言える人はたくさんいますが、そんなことでは全くダメです。文書で伝える必要があります。
収益不動産を紹介してもらう際、もしくは金融機関に融資を申し込む際、一番最初に必要なのが
「資産概要書」
なのです。いわゆる自己紹介のようなものですね。
A4・1枚の用紙に、住所・氏名・ご家族氏名、所有資産・年収などを記入するようになっていますので、まずはこれを完成させましょう。
フォーマットはどの不動産会社も持っていますし、インターネットで検索して入手することもできます。とにかく自分の資産がどれだけなのか、これを明確に把握して、販売会社や銀行にきちんと伝えられるようになることが、不動産投資の第一歩です。
「わからない」ということが「やらない」理由になっている人には不動産投資はできません。
「わからない」ことを「わかるように」して、前に進み続ける人が、成果を手にするのです。