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100円ショップと不動産投資

  2017/04/28    リアルな活動報告

 

自宅のリビングでついていたTVに

たまたま目をやると

 

「海外激安均一ショップのプロが

国内最大手100円ショップバイヤーの

新商品開発を視察」

 

という企画番組をやっていました。

 

海外にも日本の100円ショップのようなお店があり

アメリカの1ドルショップ

フランスの2ユーロショップ

の担当者が

 

日本の100円ショップのバイヤーによる

商品開発の厳しさに驚いていました。

 

 

100円ショップっていうのは

安かろう悪かろう

という品質のものを

 

とにかく大量に仕入れて売りさばいているのかな

などと勝手に考えていましたが、

 

実際には世界に4500店舗あるため

たとえ1店舗で1個しか売れなくても

最低4500個は売れることになります。

 

だから利幅は少なくても

ボリュームメリットがあり

 

取引メーカーもゼロから開発するだけの

価値を感じているようでした。

 

そこに登場した30代前半の女性バイヤーは

事前にメーカーから持ち込まれた100点以上の

サンプルに一つ一つ目を通し

 

色をもっとカラフルに

サボテン柄はハイビスカス柄に変更して

 

など、細かい要求を突きつけています。

 

また、海外に比べて日本のこだわりの強いところは

商品パッケージ。

 

使用方法が日本語・英語だけでなく、

ブラジル店舗も考慮してポルトガル語の記載もあります。

 

言葉だけでなく使い方が一目でわかる写真もあり、

ただ商品を包んでいるだけでない

購入者目線を感じました。

 

その番組の取材時には、

メーカーが持ち込んだ100個のサンプルのうち

そのまま商品として採用されるものは一つもなく

 

だいたい4〜5回の改良を重ねて

ようやく商品化される、とのことでした。

 

100円ショップとはいえ

商品化にそこまで執念を注いでいるんだな

と思わず感心してしまいました。

 

 

ところがちょこっとネット検索してみると

この時の番組を見た人が

 

「厳しすぎるバイヤー、何様のつもり?」

「メーカーが気の毒」

「勝手なこと言っている割にセンスない」

「もうその100円ショップには行きたくない」

「きっとブラック企業なんだろう」

 

とネガティブな反応がやや炎上気味でした。

 

 

なるほど。人にはいろんな受け止め方があるものですね。

 

良かれと思って提案しているつもりでも

伝え方一つで受け止め方も真逆になってしまうことがあるな

と、自分も一層気をつけなければ、と思いました。

 

 

とはいえ、商品化における100円ショップのバイヤーは

「良い商品を生み出したい」という思いが

人一倍強い、ということはよくわかりました。

 

 

視察に来た海外の担当者が

「100円でできることは限られていると

諦めている部分もありましたが

これだけ素晴らしいものが作れるのだ

というのを見て、本当に目が覚めました。」

 

と言っていたのが印象的です。

 

この100円ショップも、

創業当時は思うように商品ラインナップが揃わなかった

ことがあるかもしれませんが、

 

事業が軌道に乗り規模が拡大していくにつれて

メーカーへの発言権も増大していったのだと思います。

 

そのプロセスを通じて

「必ずできる」という信念と

「顧客目線」のこだわりを持ち続けた結果が

今を築いているのでしょう。

 

大きな会社の理念について

とやかくいうつもりはありませんが、

 

どんなビジネスでも

そしてもちろん不動産投資においても

 

信念とこだわりをもち続けることが大切

と改めて思いました。

 

ふとTVを見ていても、

自分自身を振り返るきっかけに気づいたり、

学べることがありますね。

 

 

 

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