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変なホテルと不動産投資

  2017/04/10    最新情報

 

 

私の住む千葉県浦安市に、

 

変なホテルができました。

 

「変な」ホテルではなく、

 

「変なホテル」という名前のホテルです。

 

外観は普通の四角い建物で

看板には本当に

「変なホテル」

と書いてあるだけなのですが、

 

中はなんと

恐竜ロボットが接客対応をするシステムになっています。

 

これがなぜ浦安にできたんだろう、

と不思議に思っていると、

 

実は浦安の舞浜店は2店舗目で、

 

スタートの1号店は長崎ハウステンボスに

2015年7月にすでにオープンしていました。

 

運営会社もハウステンボスで、

現在25種類(218台)のロボットが

稼働している「ロボットホテル」なのです。

 

ハウステンボスの社長も兼務する

澤田秀雄氏によると

 

もともと労働生産性を高めるため

労働人数(稼働時間)の削減と

付加価値の向上を目指しているそうです。

 

ハウステンボス店の方では

開業当初は30人いた従業員数が

2017年3月末には6人まで

減らせるようになりました。

 

「変なホテル」でのロボットは

フロント、床掃除、窓拭き、芝刈り、

クローク出し入れ、客室への荷物運びなどを

やってくれます。

 

フロントにいる女性と恐竜のロボット以外は

奇をてらった感はなく、

実働重視の実直な働きをするそうです。

 

ロボットを使ったサービス業の

生産性の向上、という課題に取り組んだことが

随分と注目を集めています。

 

売上高や利益は公表されていませんが、

稼働率は閑散期でも80%超、

繁忙期は満室状態が続いているそうです。

 

私も泊まってみようかな、と思いましたが、

何せ同じ浦安市に住んでいるものですから、

地元のホテルに泊まるのは、自分の中での

期待する付加価値が下がります。

 

しかし、澤田社長によると

今後は愛知県蒲郡市、大阪、東京などでも

開業を予定しており、

 

海外からの引き合いも強く、

台北・上海への展開も計画されています。

 

3〜5年で100店舗展開を目指し

フランチャイズを含めると

1,000店舗も視野に入れていると豪語。

 

ホテルで使用するロボットは

ロボットメーカーが

「ぜひうちのロボットを使ってくれ」と

無償で提供してくれることも

強気の根拠かもしれません。

 

さらに澤田社長のコンセプトが

「実用的なロボットを使っていかに生産性を上げていくか

ということにこだわっていきたい」

 

とあり、決して物珍しさで勝負するのではなく

あくまでもサービス業の新しい形として

チャレンジしていることに注目。

 

また

「ロボット相手だと宿泊客から思いつきの質問がないので効率的。」

と言われていることも印象的。

 

その上で、ロボットでどこまで満足度を上げられるかにも

挑んでいるそうです。

 

こんなことが「変な」とは言えず

普通のホテルになる日はくるのでしょうか。

 

そうなると

賃貸物件の客付もサービス業の一つなので、

もしかしたら不動産賃貸の店舗でも

ロボットが接客し、

 

「変な管理会社」

「変なアパマン」

 

が登場する時代が来るかもしれません。

 

常にいろんな角度からの視点を持つことが

ビジネスの幅を広げますね。

 

 

浦安市舞浜「変なホテル」の情報はこちら。

http://www.h-n-h.jp/maihama/

 

 

 

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