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働く若者と不動産投資

  2017/04/11    最新情報

 

今春の新卒男子社員の採用は非常に厳しかった、

と、全国賃貸住宅新聞 Vol.1267号に

記事が掲載されていました。

 

 

新卒入社の対象となる若手自体が

少なくなっているからだそうです。

 

平成7年には18,363人いた20代男性は

平成27年には12,378人になりました。

 

つまり、この20年で三分の二

になってしまったのですね。

 

これでは単身向けの1K、1Rも

20年前に比べれば

需要は厳しいかもしれません。

 

だからこそ女性や高齢者に向けた

特徴ある単身部屋の提案も

目立ってきています。

 

しかしこういうのはあくまでもデータなので

聞きかじった情報だけで

右往左往することは禁物です。

 

実際には現場現場で

どんなターゲットが何を求めているか

をきちんと把握した方が良いですね。

 

 

 

それよりも、ちょっと余談になりますが

不動産業界では特に

新卒者の採用が難しいそうです。

 

そこには根本的な問題があり

労働条件の悪さが挙げられています。

 

不動産業界のイメージは

「ブラック企業が多い」

「ノルマが厳しい」

「残業が多い」

「休日が少ない」

といったところです。

 

賃貸業界のデータでは

実際に年間休日日数は

地方では100日にも満たず、

首都圏でも110日程度。

 

完全週休二日制にして

それ以外に1年間の祝日16日を加えると

52週×2日+16日=120日。

 

そこに年末年始を加えて125日

この休みが丸々きちんと取れるかどうかが

会社のイメージまで左右するようです。

 

賃貸業界では

隔週で週休二日

という習慣が残っている会社も多く、

これだと年間94日、

 

それに夏休みと冬休みを何日か足して

ようやく105日〜110日

という感じです。

 

賃貸業はサービス業なので、

なかなか一般の人が休みの日に

休業するわけにはいかないですね。

 

販売会社の人も

サラリーマン投資家を相手にしていると

どうしても土日に

現場を見に行ったりするしかないので

 

たとえ会社が水曜日休みだったとしても

週末は物件のある地方へ飛び回っている

そんなセールスさんをたくさん知っています。

 

 

20代の若手を採用するには

休みを多くして

働きやすさをアピールすることが重要

 

ということは

現代では当然のことになっています。

 

 

しかし、私が20代の新入社員当時、

エナジードリンクのCMで

「24時間、戦えますか?」

という歌が

ずいぶん流行ったことを思い出しました。

 

当時はバブル真っ只中で、

バリバリ働き、たくさんのお金を稼いで

じゃんじゃん遊ぼう

 

という雰囲気でした。

 

企業戦士として

声高らかに歌う俳優の時任三郎さんの姿が

バブル時代を象徴していたように思います。

 

今では「24時間戦えるか」なんて聞かれたら

きっと誰もその会社には行かないだろうし、

たちまちブラック企業として

血祭りにあげられることでしょう。

 

 

でもなんだかあの頃は

自分にも愛社精神があったし、

「この仕事、頑張ろう。」

 

って素直に思えた気がします。

 

30年近く経つと

本当に社会の雰囲気は変わるんだなぁ、

 

20代男性が三分の二になってしまっては

それも仕方ないか、

 

としみじみ感じました。

 

「24時間、戦えますか」のCM

たぶん観たくなってしまう人がいると思ったので、

こちらに用意しておきました。

 

 

この曲を聴いて、もしもまた元気が出るなら、

もう少しサラリーマンを続けられるかもしれませんね。

 

 

 

 

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