不動産投資の本を出版するには?
2016/02/07 リアルな活動報告
いよいよ2月8日、私の本が発売になります。
タイトル
「自己資金0円からはじめる不動産投資」
— サラリーマンだから実践できる
大家さんになるための教科書 —
昨日のブログで、不動産投資本の読み方・書き方について
お伝えしました。
今日は、本を出版したいと考えた時、どうすれば実現するか
についてお話しします。
これから本を出版してみたい
という方には大いに参考になると思いますし、
そうでない方も、世の中の本はそうやってできているのか、
ということを感じていただければと思います。
本の出版には、大きくわけて2種類の方法があります。
1つは、自費出版。
文字通り、自分で印刷費用を出します。
インターネットで調べてみると、
だいたい150万円くらいから300万円くらいで
3,000冊程度の出版をすることが可能です。
お金を出せば出版できる
といってしまえばそれまでですが
本を書くということは、
少なくとも200ページ以上の文章を仕上げるわけで
普通の人は経験のないことです。
大学を卒業するときには卒業論文を書きますが
私の場合、400字詰め原稿用紙50枚程度だったので、
とてもとても「本」になる分量にはほど遠いです。
それを乗り越えてつくる、ということは
自分にも良い経験になりますし、
社会的にみても、一応は「作家」になるわけで
名刺代わりにもなるものです。
ただし、自費出版の場合
スポンサーが自分なので
最終的な決定権も自分にあり、
内容について妥協したり、諦めることもできてしまいます。
対するもう一つの方法は、商業出版
といって、
出版社が「これを出そう」と思い
本を売ることを目的に
きっちりと仕上げていく行くものです。
これには作家の意見が通る場合もあるし
よほどのベストセラー作家でもない限り
「読みにくい」「意味がわからない」と言われ
多くの修正・書き直しを余儀なくされます。
その代わり、出来上がったものは
ある程度のレベルになっており
お金を出して購入した人が満足できる確率が高くなります。
私は最初、自費出版でもやってみたいな
と考えていたのですが、
運良くその筋の人との出会いがあり
商業出版で出させていただくことになりました。
その代わり、実際の本は220ページで構成されているものの
実は原稿の段階ではその2倍以上の分量を書きました。
そこから出版社の方に削られ、いろいろな部分に指摘をもらい
幾度となく書き直しをして、ようやく完成させることができた次第です。
作家の中には、お金を出してプロのライターさんに頼み
何度か面談して「書きたいこと」を説明したあとは、
そのライターさんがほとんど書いてくれる
という手段もあります。
でも私は、そこまでするなら自分の本と呼べる気がしない
と思い、100%自分で書きました。
だからこそ時間がかかったし、
一言一句にこだわりがあります。
そうしてようやく出来上がった本が
いよいよ明日発売になります。
サンプル本を手にとって、もう一度読み返してみても
やりきった感があり、
とても充実した気分です。
本を出すのは大変な作業だということを
今回身をもって体験しましたが、
これでまた新しい景色が見えてくるような気がして
期待に胸を膨らませています。
自分の意見を世の中に発信するということは
逆に反論や誤解を招き、批評や批判の目にさらされることもあると覚悟し、
それでも自分への挑戦のため、今回の出版を迎えています。
一人でも多くの人に手にとっていただき
さまざまなご意見をいただきたいと思っています。
桜木大洋の本の情報はこちら。
http://sakuragi-juku.com/shikin0/
2月8日〜22日まで、書店で購入された方に豪華プレゼントをご用意しています。
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不動産投資本の読み方・書き方とは?
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