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不動産投資本の読み方・書き方とは?

  2016/02/06    リアルな活動報告

あと2日で私の本が発売になります。

 

タイトル

自己資金0円からはじめる不動産投資」

 

— サラリーマンだから実践できる

  大家さんになるための教科書 —

 

ポイントは

「自己資金0円」であること

「サラリーマン」であること

「教科書」=初心者向き であること

です。

 

なぜこれがポイントなのか、

についてお話しします。

 

これから自分の本を出してみよう

という方の参考にもなれば幸いです。

 

最初に私は

「出版のための企画書の書き方講座」という

一日のワークショップに参加しました。

 

文章を書くことには慣れていましたが、

やはり

「売るための本」とはどういうものか

を理解したかったからです。

 

そこではある出版社の編集者に

編集者の目線で

「読む気になる企画書とは?」

というテーマでレクチャーしていただきました。

 

本のタイトル から始まり

概要

企画の意図

本人のプロフィール

内容・章構成

類書との差別化

販促・告知方法の提案

 

などなど、かなり濃密な内容です。

 

ここで悩ましかったのが

「類書」です。

 

不動産投資の本は、Amazon.comで検索すると

 

山のように表示されてきます。

 

それには大きく分けて2種類の特徴があります。

 

1つは、

不動産会社が書いたもの

 

これは、その会社が取り扱う物件の良さがわかるようなシナリオ

になっており、

幅広い一般的な情報が

満遍なく網羅されています。

読み終わった後はすぐその会社に連絡すれば

とりあえずその会社が勧める不動産投資が始められるように出来ています。

 

ただし、一般論に終始するので

実際に成果が出るかどうかはわかりません。

 

もう一つは、

不動産投資家の体験談

 

これは一般論ではなく、その人の投資活動の実績がベースとなっているので

とても説得力があります。

 

その代わり、あくまでもその人の観点に基づいていますので

逆に幅広い一般論を求める人には不向きです。

 

このように、どちらが良いとは言えませんので

いろいろな本を読んでみることになるのですが、

その際にも

 

「これは業者が書いた本」

「これは一人の投資家の意見」

 

と認識して

本に接することが大切です。

 

不動産投資に「正解」はありません。

 

これは紛れもない事実。

 

その人がどういう考えを持っていて

いつまでにどうなりたいか

によって

 

物件購入のシナリオは変わっていくからです。

 

それでも基礎知識としては、

どの本も同じようなことが書いてあります。

 

業者だろうと個人の体験談だろうと

ベーシックには同じものだからです。

しかし、同じことでも違う立場や違う言葉でインプットされることによって

より理解が深まるというものです。

 

 

そして私の本はもちろん

個人の体験をベースにしたものです。

 

類書との違いは2つ。

 

まず一つは、

不動産投資の基礎知識

これ以上ないくらい

簡単な言葉で解説しています。

 

他の本にも書いてあることを

より優しく確認するために役立ちます。

 

もう一つは

数値のシミュレーション

ふんだんに使っていることです。

 

しかも

「数字が苦手でも大丈夫」

というサブタイトル通り、

これも極めてシンプルに

説明しています。

 

ここが他の本との一番の違い。

 

ですので、とりあえず不動産投資ってどんなものだろうか

という基本を押さえたい方には最適な本です。

 

このように

本を書くときは

「他の本との違い」がとても大切で

 

本を読むときは

「他の本との共通点」を見つけて

理解を深めることが

意外と重要ですね。

 

 

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