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太陽光発電の悲しい事故を体験しました

  2016/09/30    自慢できない失敗体験

 

 

私は2016年の3月に、比較的大規模な太陽光発電設備を契約しました。

 

茨城県にある、80kWと220kWの2ヶ所で、

合計4,000㎡の土地に設置されています。

 

年間の売電料は2ヶ所合計で

およそ1,600万円にのぼり、

 

そこから経費を差し引いて、

キャッシュフロー、つまり「手残り」は

約230万円です。

 

この太陽光発電設備は3年落ちの中古で、

買取価格が最高値の1kWhあたり40円(税別)

であること、

 

さらに「融資」ではなく

「リース」という形で契約し、

 

1円の頭金を拠出することなく、

毎月の支払額が全額経費になり

ただ契約書にサインするだけで

年間230万円が手に入る

 

という新しい、かつ素晴らしいスキームであることを

以前のブログでご紹介しました。

 

そして、所有して約半年、

非常に好調に売電実績を記録し、

前年比110%を超えるほどの出力で

まさに絶好調だと思った矢先、

大きな事件が起こりました。

 

9月末が近づいて、東京電力の電力購入実績のお知らせが

メールで届き、

いつも通りホームページのマイアカウントにアクセスしてみると、

 

なんと、80kW出力の方の実績が

0(ゼロ)

になっていました。

 

売電が0ということは、もちろん収入も0円です。

これは昨年実績から推定して、

およそ30万円分の損失です。

 

どうしてこんなことになってしまったのかというと

8月下旬の雷か台風の影響で、

パワーコンディショナー(パワコン)という

発電装置がオフになったまま

1ヶ月が経過しているのに気づかなかったからです。

 

専門の管理技術者がチェックした9月上旬には

まだオフになってから日が浅く、

月間の稼働実績としては8月分が計上されているので

気づくことができません。

 

そもそもパワコンの稼働有無は

電気主任技士と契約している管理範疇ではありませんでした。

 

実は毎日の発電状況をモニタリングして

自分のパソコンでチェックできる契約をしているのですが、

まさかオフになることなんてあり得ないと

勝手に思い込んでいたので、

 

私自身も月に一度、売電実績が届いてから

過去1ヶ月分の発電状況を眺める

という程度だったのです。

 

この事故が発覚して直ちに管理会社に連絡し、

人の手でパワコンのスイッチを入れるまでに

丸二日かかりました。

 

合計38日間の機会損失です。

 

毎日、モニターをチェックしていれば

たとえ突発的な事故で機械が故障しても

もっと早い対処ができたのに、

 

管理を怠ると、こういうしっぺ返しを食うのですね。

 

ただ契約書にサインしただけで現金が入ってくる

というのはある意味事実ではありますが、

 

何かあった時には大きな損害を被るリスクと

背中合わせなのです。

 

せめて220kWhの方は無事に動いていたことが

不幸中の幸いです。

 

この後、保険求償に向けて、

資料準備と情報収集をしていきます。

 

 

太陽光発電設備は

空室のない賃貸経営

と言われていますが、

 

こういうリスクがあることを

身をもって体感することができました。

 

この学びに感謝し、

気を取り直して明日からまた

リスク管理への意識を高めていきます。

 

 

 

 

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