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資産を最速で増やすならRCの中古マンション一棟ものが一番

  2015/08/18    投資の考え方

不動産投資を学び、本格的に買い進めて行こうと思う方には、ズバリRCマンションの1棟買いがおすすめです。

RCとは

Reinforced-Concrete(補強されたコンクリート)

の頭文字を取ったものですが、つまり一般的な「マンション」のことです。

不動産業界では構造材によって物件の種類を分けるようになっており、細かくはこの他「鉄骨造(S造)」「SRC造」などがあるのですが、最も多く市場に存在しているのがRC造です。

不動産投資を学び、潤沢にキャッシュフローを増やしていきたいと考えるようになると、ほとんどの方がこのRCマンションに行き着きます。

その理由は

1. 法定耐用年数が47年と長い。

 他の構造物と比較して最も長い。つまり頑丈という意味。

 「法定耐用年数」とは、法律で定められた、
その建物が持ちこたえられる期間のこと。

2. 銀行がお金を貸してくれる期間が長い

 法定耐用年数が長いことにより、返済期間も長く設定できます。そうなると、月々の返済額を
低く抑えられるのです。

3. 頑丈である分、防音性も高く、入居者から人気が高い。

 物件の価値が下がり難く、銀行評価(=融資可能額)も高い。

4. 空室リスクを分散できる

部屋数が多いため、いくつか空室になっても全体の収入に与える影響を抑えられます。
部屋数が少ないと、1部屋空いただけで胃が痛くなります。。。

5. 次の物件を買う時に有利

資産価値が高いので、次の融資を受ける時に「所有資産」として有利になるケースが多いです。

といったところです。

ですので、私は現在、最初に購入した木造2棟を売却し、RCだけを3棟所有しています。木造を売却した後も、キャッシュフローはほとんど変わりません。それだけ木造は利益構築に貢献していなかった、ということですね。短期的に見れば。

ちなみに、個人投資家が扱えるRCはほとんどの場合、中古です。もちろん新築の方が良いに決まっていますが、金額が億単位で跳ね上がりますので、新築のRCになるともっと大規模な投資案件として、複数の人からお金を集めて運用するケースになり、いわゆる株と同じ扱いになっていきます。

先祖代々から土地を受け継ぐ地主さんであれば、建物分だけ融資を受ければよいので、新築も可能ですが。

では、短期間で資産を増やしたいのなら、最初から中古RCマンションを買えばいいじゃないか、と思われた方、その通りです。

RC1棟ものは、数年で資産を構築できる最適な不動産なのです。しかし、不動産投資になじみの無いサラリーマン初心者の方は、残念ながら、なかなかRC物件の販売情報を手にすることがありません。

サラリーマンが「お客様」としてターゲットになるのは、主に新築マンション、新築木造アパート だからです。

それはつまり、不動産会社が企画して販売するものは「新製品」に限るからですね。

中古の情報を得るには、どんな商品でも同じですが、自ら行動し、探していかないと見つかりません。

しかしそれは、大して難しいことではなく、ネットで検索したり、不動産会社の方とコンタクトを取ればよいのです。

知っているか知らないか、で大きな差がつく問題です。

そういうわけでRCマンションは、投資家の可能性を広げてくれる、定番かつ奥の深い分野なのです。

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