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カメラに詳しい不動産投資家

  2016/02/29    リアルな活動報告

私は現在、カメラ業界で仕事をしていて

時々メーカーのショールームに説明員として

立ったりします。

 

デジタルカメラの商品企画を担当することもあり

 

なぜこのカメラがこういう仕様になっているのか

このカメラを使うとどんな写真が撮れるのか

 

といったことをずっと考えています。

 

ですので

一般のお客さまにそれをわかりやすく伝えることも

とても重要な役割の一つです。

 

そんな中、知っているか知らないか

だけで、随分損したり得したりすることが

あるということを

デジカメの世界でも実感します。

 

例えばショールームを訪れるお客様の中に

「フルサイズの一眼レフカメラはどれですか」

と聞いてくる人がいます。

 

「フルサイズの一眼レフカメラ」が

一番画質が良く、高級なカメラだという

思い込みがあってのニーズです。

 

一眼レフの「レフ」とは

レフレックス(反射)の意味で

カメラボディの中にミラーが入っているものを言います。

 

このミラーは普段「フィルムを隠す」役割を持っていて

シャッターが開く瞬間だけ、跳ね上がって

フィルムに光が届くようにしています。

 

つまり、これは

フィルム時代の機構

なのです。

 

デジタルカメラの場合には、常時

センサーに直接光を当てることができるので

ミラー自体を必要としません。

 

そしてミラーを省く分、小さく作ることができるため

ボディ全体が小さく・軽くなるのです。

 

この新しいスタイルを

「ミラーレス」

と呼びます。

 

さらに、「フルサイズ」というのも

昔からあるフィルムのサイズのことを言います。

 

フィルム時代からボディとレンズのサイズ感に慣れている人は

そのまま使えばよろしいのですが

 

今のデジタル時代には「APSサイズ」という

フィルムよりもひと回り小さく、かつ非常に優れた性能のものがあります。

 

つまり、フィルムサイズよりも小さくて

フィルムサイズよりも同等以上の画質・性能を持つ

 

それが

「APSのミラーレス」

というタイプです。

 

まだデジタルの画質が未熟だった数年前、

確かに「フルサイズ一眼レフ」は

カメラ界の王者でした。

 

しかし、時代は変わり、今や

「APSサイズのミラーレス一眼」

が、画質・携帯性・利便性

どれを取っても最高峰になりつつあります。

 

これからカメラを買うならば

「APSサイズのミラーレス」

の方が安心なのです。

 

過去のイメージや妄想にとらわれ、

十分な知識を得る機会も乏しいために

 

わざわざ大きくて重いカメラを買い

これで画質・性能がNo.1、

なんて思い込んでしまう人が

気の毒でなりません。

 

これはあくまで一例で

そのほかにもデジタルカメラの使いこなし・カメラ選びにかけては

27年、業界に勤めた歴史がありますので

かなり的確なアドバイスができます。

 

不動産投資とは直接関係ありませんが、

私と関わる人々には、こういった写真分野のお問い合わせにも

丁寧にアドバイスさせていただきたいと思っています。

 

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