サラリーマンと個人起業家は、どっちが孤独なのか?
2016/01/12 リアルな活動報告
3月で会社を辞めることにしたので、今は残りの期間をゆったりと過ごす時期を迎えています。
しかしながら職場では相変わらず多忙を極めており、
活気というのか、
みんなの一生懸命な仕事ぶりが
絶え間なく目に入ってきます。
私はすでに退職がオープンになっていることもあり、
社内機密が満載の会議や、
来期の販売計画を立案するメンバーには加わることができません。
当然ながら忙しい集団の中には入らず、
時々荷物を運ぶのを手伝ったり、
デスクでパソコンをいじりながら情報をチェックしている感じです。
私が退職することについて、初めて聞いた周りの仲間は
おしなべて驚きの様子でしたが、
共通して2タイプの反応がありました。
Aパターン
「とても残念ですが、これからの人生を応援します。」
→本当に残念と思ってくれているかどうかはわかりませんが、
現状では若者も含め、ほとんどのメンバーと
良い人間関係を築けていると思うので、
相手も私の将来を考え、拍手で送ってくれる、という印象。
Bパターン
「驚きました。やはり次のことを考える年齢なのでしょうか。自分も焦りを感じます。」
→これは同期やほぼ同年代の人々に多いのですが、かなりの確率で、
「自分もこのままではいけない」
と思っているのだけれど、この会社も世の中の平均からすれば
かなり恵まれた環境だと知っているので、
わざわざ40代後半になってから
働き慣れた職場を離れるなんて
勇気も自信もない、といった感じ。
そして一様にして言葉にされるのが
「起業するなんてスゴイ!」
というセリフです。
起業といえば起業なのですが、
少なくとも今私が手がけている仕事のほとんどは
不動産賃貸業。
社員を使うわけでもなし、新しい顧客を開拓して
ビジネス領域を広めつつ、売り上げを作っていこう
という種類のものでも(今のところ)ありません。
もちろん、ラクちんなわけではありませんが、
他の多くの労働に比べれば、ずっと安定した、時間も自由になる仕事です。
そいうことなので、
「起業なんてスゴイ」
と言われても、ピンと来ないのです。
それよりも、
「お前、今から独立するなんて、本当に大丈夫か?」
と言われると思ったのに、
今のところ誰一人として
この言葉を発した人はいません。
長年勤めてきた会社を辞めるということは、
当然ながら勇気のいることですし、
これまでの”思い入れ”や感謝の気持ちも持っています。
でも、いざ退職を決意して
自分が長い間 活躍したはずの職場にいると、
どこか「他人事」のような空気が流れているのを感じます。
では、辞めなければこの空気は感じなかったのか、
というと、実はそうでもありません。
所詮、サラリーマンの”同志”というのは、
会社の傘の下にたまたま集まった人なのです。
それは悪いことじゃないと思うけど、
あえて悪い言い方をすれば、
目の前の人が何をしていようと、どんな生活をしていようと
関係も、関心もないのです。
一方、個人起業家の集まりに参加すると、
皆さん強烈な興味を持って、お互いに関わろうとします。
それは逆にいえば、
努力をしないと仲間ができないからですね。
でもその中から
自分の未来を大きく変える出会いもあるのです。
サラリーマンと個人起業家、
どちらの方が孤独なのでしょうか。
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不動産投資活動を振り返ると新しい発見がある。
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