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地銀の支店長と不動産投資

  2017/05/24    リアルな活動報告

 

 

いつもお世話になっている

地銀の支店長さんが

突然わが家を訪問されました。

 

どのくらいお世話になっているかというと

3つの法人に対して、4年間で

総額7億円の融資をしてくれています。

 

普通、法人で不動産を購入するときは

1棟1法人で買い進め、

法人ごとに銀行を変えていく

 

というのが上手なやり方ですが、

私の場合、たまたまいつも融資承認してくれたのが

1つの銀行に偏っていたため、

 

毎回毎回「これで最後ですよ」

と言われながら、

粘り強く関係を維持し続け

 

結果的に7億円の融資と、

その子会社であるリース会社から

 

個人分で1.5億円の太陽光設備に関する

取引をしてもらっています。

 

太陽光の分を含めると

8.5億円の負債状況が

丸々筒抜けになっている状態です。

 

 

その上、サラリーマンを退職して

固定給を確保できない現在の身分では

 

銀行からみると

ますます信用のおけない人物

と見なされていることでしょう。

 

 

実際、最近の取引要請では

エレベーターのリニューアル費用として

約900万円の融資を打診しましたが、

 

1ヶ月以上も待たされた挙句、

あり得ない金利と短い返済期間を提案され、

 

つまり「お断り」の回答をもらいました。

 

続いて、銀行さんも

「ぜひまた物件に融資をします!」と

言われたので、

 

「どんな物件を探せば良いですか?」

と尋ねたところ、

 

これまた2週間くらいの間を置いてから

 

「やっぱり現状では難しいです。」

 

との回答。

 

サラリーマンでいた時から

すでに超高額の負債を背負っているのですから、

 

サラリーマンを辞めてしまった今は

なおさら厳しいわけです。

 

 

それでもなぜ、

支店長は私の自宅を訪れるのでしょうか。

 

「先日のご融資の件では、

お力になれなくて申し訳ありません」

 

ということとわざわざ言いに、そして

 

「3月期の決算が発表になりましたので。」

 

ということで、

会社の業績表をお土産に持ってきた

 

とのことでした。

 

ご持参いただいた決算の概要を見ると

「おおむね業績予想通りの堅調な業績となり、

純利益は連結・単体ともに過去3番目の業績

を収めることができました。」

 

と書いてありました。

 

調子が良いのだったら、

わざわざ私のような者の自宅まで

支店長が直々に足を運ぶこともないのに

 

と申し上げましたが、

 

支店長は持ち前の営業トークを駆使し、

玄関先での立ち話のまま

私の皮肉を次々とかわしていきます。

 

さすが、筋金入りの営業マンですね。

 

「今は他の銀行さんへ行っていただくしかないかもしれませんが

また風向きが変わるかもしれませんから

良い収益物件がありましたら一度私にご相談ください」

 

と言って、わずかな「つながりの種」を探っていきます。

 

お金を貸す立場の銀行マンも、支店の方々は

普通のサラリーマンと同じく

数字に追われる立場です。

 

 

本部・審査部のお役所的な目論見と、

支店レベルの営業努力には

 

きっと他の一般企業の経営陣vs第一線のように

日々摩擦や軋轢があるのかもしれないな、

 

といった雰囲気を垣間見ました。

 

そうは言われても、

私は私で新たな銀行開拓をしなければならないことに

変わりありません。

 

しかしながら、この

ちょっと人間味のある支店長さんには

 

いつでも自分が踏ん反り返ってはいけない

どんな相手にも真摯に対応する

 

それが長い目で見た時の

人の信用を支えるもの

 

ということを

ほのかに学んだ気がします。

 

今日も感謝と前向きな気持ちを持って

良い一日にしたいですね。

 

 

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