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不動産投資と奈良の大仏

  2016/07/04    リアルな活動報告

奈良の東大寺に、大仏を観に行きました。

 

大仏といえば鎌倉でしか見たことがありませんでしたが

奈良の大仏もまた、その時代の人々の叡智と魂が宿っているのだと思うと

口を開けたまま見上げる自分から我にかえり、

子供の頃、教科書でもっと勉強しておけばよかったなー

と痛感します。

 

 

大仏のすぐ前に、「華厳の教え」という看板がありました。

東大寺は、釈迦の悟りの境地が説かれた「華厳教」をメインの経典としているそうです。

 

その教えとは・・・

 

① 世界に存在するあらゆるものは、それぞれの密接な相関関係の上に成り立っている。

互いに融合し調和を保ち、平和で秩序ある世界を形成している。

 

→ 一人の力でできることなど何もない。すべての事業は、自分を取り巻く多くの人の協力によって成り立っている、ということだと理解します。

 

② ひとつは全ての中に、全てをひとつの中に観ることができる。

 

→ 「One for all, All for One」。スポーツマンシップでもよく耳にする言葉ですが、自分さえ良ければ、という考えは禁物。

 

③ あらゆる事象は心が転じたものと観察し、形や時間にとらわれることなく宇宙の真理を探求する努力を怠らない。

 

→ 自分の身に起こることの原因は全て自分の内側にある、ということですね。

人のせいにしたり環境のせいにしたり、思い通りにならないことを自分以外のものの責任にしがちですが、それでは望む結果は得られません。自分が変わらなければ、人生を変えることはできないのですね。

 

④  動植物も含めたすべての生きとし生けるものの繁栄を願い、人々の苦しみを救済しようとする菩薩の行いを実践し、互いの思いやりの心をつなげてゆく。

 

→ これは、例えば一つの事業を行う時、相手のことを考えて、相手の役に立つ行為をしてはじめて、お互いに満足のいく結果を得られる、ということですね。

まさにWin-Winの関係です。

 

ビジネスで学ぶことやセミナーで教わることと、本質的には同じことが語られているのだなぁ、と実感しました。

 

聖武天皇は、大仏の造像にあたって広く国民に呼びかけ、政府の事業としてのみならず、大衆が力を合わせてこの偉業を成し遂げるように呼びかけたそうです。

 

一人一人に参画意識が芽生えれば、その維持発展も主体的に行われていくと考えてのことですね。

 

賃貸物件を建てる時には、単に収支の計算だけでなく、コンセンプトをしっかり伝えて心のこもった物件にしたいものです。

また、良い物件として維持するには、オーナーだけでなく管理会社や関連業者の一人一人に参画意識を持ってもらうことが肝要です。

 

事業の本質は、1300年経っても変わらないですね。

 

 

 

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