もの忘れと不動産投資
2017/02/24 投資の考え方
自宅のリビングで仕事をしていたら
家族が観ているTV番組の
「下克上受験」というドラマが目に入って来ました。
この話は、
中卒の父母と、偏差値41の娘が、進学塾へも行かず、
親子二人三脚で最難関私立中学の合格を目指す姿を描いた
実話だそうです。
その中で、ふと
「エビングハウスの忘却曲線」という図を使って
勉強方法について解説しているシーンがあり、
面白そうだったので、ちょっと調べてみました。
これは、記憶と忘却の関係を、
ある実験によってデータ化したものだそうです。
ドイツの心理学者、ヘルマン・エビングハウスは
「意味のない3つのアルファベット」の羅列を
被験者にたくさん覚えさせて、
その記憶がどれくらいのスピードで忘れていくかを実験しました。
すると、
20分後に42%
1時間後に56%
1日後に74%
一週間後に77%
一ヶ月後に79%
が忘れてしまうという結果が出ました。
それを右肩下がりの曲線状のグラフに表したものが
エビングハウスの忘却曲線といいます。
この結果で注目されるのは「曲線」という部分で
20分後と1時間後には急激に(半分程度)忘れるのに、
1日後から1ヶ月後までは74〜79%と、
緩やかに忘れていく、というものです。
1. 覚えた記憶は、その直後に、どっと忘れてしまう。
2. 残った記憶は、ゆっくり忘れていき、長く保持される。
となります。
今までなかなか覚えられない、
すぐ忘れしまうのは歳をとったからだ、
なんて思いがちですが、
もともと人間は忘れる動物である
ということなのです。
この結果を利用して、エビングハウスさんは
忘れにくくするための方法を考えました。
それが「復習」です。
同じエビングハウスの忘却曲線に
定期的な復習をした場合の記憶率を加えてみた結果、
1日後の74%忘却から復習するのと
1ヶ月後の79%忘却から復習するのとでは
記憶の鮮明さに違いが出ていることがわかりました。
同じように忘れた記憶であっても、
すぐに思い出せる状態の時に復習すれば、
完全に忘れている状態の時に復習するよりも
短時間で記憶がよみがえるのです。
そこで、最も効率的な復習のタイミングは
「覚えた直後に復習すること」です。
つまり、完全に忘れないうちに、
そして、簡単に記憶がよみがえるうちに、
ササッと短時間で復習することが、
最も効率的な記憶法になるのです。
しかし、多くの人は、覚えた直後の復習をしないそうです。
せっかく読書やセミナーで新しいことを学んでも
1時間後には半分以上、
1日後には7割以上、忘れているのです。
もったいないですね。
ここからは私の持論になりますが、
復習をしないなら、
記憶を定着させるもう一つの効果的な方法があります。
それは、行動することです。
学んだら、まず行動。
覚えたら、すぐ行動。
こうすれば、不動産投資に関する知識も
自然と身につきますね。
そして行動し続けることで、結果をもたらします。
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