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お客様目線と不動産投資

  2017/05/09    投資の考え方

 

 

「お客様は神様です〜!」

という言葉が流行った時期がありました。

 

たとえばモノを売るお店で、

お客は誰でも神様のような存在で

逆らえないものだ

 

という考え方として引用されるケースがありますが、

実はこの認識は間違ったものであるようです。

 

「お客様は神様です」の言葉は

1957年にデビューして2001年にガンで逝去された

歌手の大御所、故・三波春夫先生の

代表的なセリフでした。

 

自ら流行らそうと仕組まれたのではなく、

その舞台を観ていた漫才トリオの

レッツゴー三匹が

 

三波春夫さんのモノマネをネタにして

大ブレイクしたことがきっかけで

今でも有名な言葉として定着しました。

 

 

しかし、この言葉を勝手に解釈して

「お客様は神様なんだから言うことを聞け」

 

というような態度をした

いわゆるクレーマーのような人たちが

飲食店などでトラブルを増長させることがあるそうです。

 

この状況に憂慮した三波春夫氏のお嬢様が

ホームページ上で見解を表明しています。

 

これを読むと、

「お客様」とはステージに立つ演者からみた「聴衆」のことで、

完璧な芸を見せるために雑念を払うことが大事で、

そのために聴衆を絶対的な存在とみなす

 

という心がけのことを話されています。

http://www.minamiharuo.jp/profile/index2.html

 

 

決して商店や飲食店のお客様ではなく

営業先のクライアントのことでもない

 

と明言していました。

 

 

世の中の流行というものは

時にはその発端となった張本人の意図や

本来の意味とは関係なく

一人歩きしてしまうのですね。

 

 

その困惑の様子が

ホームページの文章から伝わってきました。

http://www.minamiharuo.jp/profile/index2.html

 

 

ことわざや有名な偉人の言葉も

間違って解釈・引用されているケースが

たくさんあると思います。

 

 

「お客様は神様です」という考えを

あえて舞台人じゃなくても

一般のビジネスの世界で流用するならば

 

それは商品・サービスを提供する側だけが

持つべきスタンスであり、

 

受ける側である顧客が

都合の良いように受け取るべきではないと思うのです。

 

 

不動産投資を進めていく中でも

「不動産会社や管理会社から

全然連絡してこない。

言ったことをやってくれない。」

 

という考え方では

なかなか自分が望む結果を得ることはできません。

 

その考えの根本には

「自分は客だ。お客様は神様だ。」

という慢心が見え隠れして

 

相手を理解する

そして自分の意図をわかりやすく伝える

 

というコミュニケーションの基本を

見失っているからです。

 

自分一人では何もできない

ということをいち早く悟り、

信頼できるパートナーを増やしていくことが肝要です。

 

 

成功者の言葉を

間違って解釈しないように

気をつけなければなりませんね。

 

 

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