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不動産投資ではなぜ札幌がオススメなのか?

  2015/10/23    投資の考え方

都心ではすっかり利回りが低くなり、地方物件といえど、この1〜2年で利回り10%を切ることが珍しくなくなってきました。そんな中、相変わらず札幌エリアが注目されているようです。

しかし、札幌の不動産投資についてはさまざまな意見があり、

「競争が激しく空室が多い」

「入居者を入れた時の広告費(AD)は3ヶ月が当り前」

「雪対策で管理費がかさむ」

等、否定的な意見も少なくありません。

ところで今日は、ある不動産業者が主催するセミナーに参加しました。

そこでゲスト講師として講演されていたN氏は、国内外に約30億円の投資をされ、年間家賃収入3億円という強者です。

そのN氏がご自身のセミナーの中で

「今、日本で最もおすすめのエリアは札幌市内」

と断言されていましたので、その理由につき、ご紹介しましょう。

 

●札幌エリアの魅力

1.北海道最大の政令指定都市で、今後も人口減のリスクが少ない

現在の人口は190万人で、今もなお微増。

地下鉄をはじめとするインフラが充実しており、今後人口減にも強いそうです。

特に中央区は2035年まで増加傾向、とのことです。

北海道の中でも札幌市、札幌市の中でも中央区

逆に、このエリアを外すと、

いわゆる前述のネガティブ要因が勝ってしまい、

良い結果が得られ難いとのこと。

「札幌市」というだけでなく、より狭いエリアに注目していく必要がありそうです。

 

2.土地/建物の価格バランスが素晴らしい。

固定資産税評価額の内訳(土地:建物)が、

都心の場合には5:5から4:6であるのに対し、

札幌は25:7520:80というケースが多いとのこと。

このように固定資産税評価額の中で建物比率が高いと、

売買価格に占める建物価格も比例して高く設定できます。

建物価格が高いと、

減価償却費を高く取れる

消費税還付の場合、額が大きくなる

などのメリットがもりだくさん。これは確かに魅力ですね。

また、建物単価と銀行評価額が近いため、フルローンが出やすいそうです。

全国規模の金融機関ではR銀行が特に積極的だとか。

 

3.アウェイ感が少ない

これは面白い発想です。

関東・関西の投資家にとっては、地方で物件を取得し、現地の管理会社の方と話をする際には、その土地の言葉を使いこなさないと、コミュニケーションが取りづらいことがあるとおっしゃっていました。

ところが札幌ではほとんどの方が標準語を話されるので、その問題がありません。

実際、北海道でNo.l規模を誇る管理会社では、管理物件の約85%のオーナーが首都圏在住というのには驚きました。

 

4.2026年冬季オリンピック、北海道新幹線延伸により更に注目される。

これはご本人の期待を込めた予測ですが、オリンピックの開催地に選定されることを夢見て、わくわくしながら物件を所有されているそうです。

こういう先読みが投資家の醍醐味でしょうし、楽しみながら物件を所有する余裕も大切ですね。

このような話を聞くと、札幌での物件所有も前向きになります。

そして更に、ここでネガティブ要因についても実感を込めてお話しいただければ、それを踏まえた上でまた説得力が増したでしょう。

いずれにしろ不動産投資に万全・保証はないし、思い通りにいかないことの方が多いのが現実ですが、それらを事前に回避したり、何かあった時にリカバリーすることが、投資家としての真の腕の見せどころだと思います。

札幌市中央区、マークしておきます。

 

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