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暗号通貨「ビットコイン」って何?

  2015/12/03    業界裏ばなし

今日は一風変わったセミナーに参加してきました。チャールズ・ホスキンソンという、天才数学者で暗号通貨の第一人者が来日し、全国縦断セミナーの、初日の回でした。

不動産投資と直接関係はないかもしれないけれど、幅広くビジネス情報にアンテナを張っていると、新しいものや話題になっていることへの理解を深める機会に恵まれます。

 

暗号通貨」とか「仮想通貨」って、まず怪しげなネーミングですよね。

 

純粋に日本で生まれ育った私には、「暗号」と聞いただけで、スパイというか、闇のにおいを感じてしまいます。

しかし、そんなことは全くの偏見で、そういう考え方に固執しているとビジネスチャンスを逃してしまうことを痛感しました。

 

日本では通貨としての「円」しか認められていないのでピンと来ませんが、暗号通貨はすでに世界中で1,200種類以上が流通し、特に欧米では個人間取引の中で「便利なもの」として認識されています。

暗号通貨の元祖である「ビットコイン」は2009年に誕生し、今では当時の数万倍の価値になりました。

例えばヨーロッパでは、国外へお金を送るのに結構な日数と手数料がかかるところ、ビットコインでその代用をすると、24時間送金でき、手数料もほとんどかかりません。アメリカでは国内送金でも3〜5日かかり、手数料も2〜3,000円かかるので、ビットコインを利用した方がメリットが大きいわけです。

 

暗号通貨はインターネットを介する資金で、いわゆる電子マネーのようなもの。

例えばショピングモールには大抵ゲームセンターがありますよね。

そこで得たコインは、普通ならお金の価値はありませんが、それをそのショッピングモール内に限って、お金と同じように使えるようにしたもの、という感覚です。

電気量販店のポイントやTSUTAYAのTカードなども、限定されたお店の中で実際のお金と同じように使える点では似ています。

ゲームセンターのコインと違う点は、全体の発行量が限定されていて、闇雲に増えない、というところです。これによって、コインを欲しい人が増えれば、限られた数量を取り合うことになるため価値が上がります。100円で10枚買えたものが、120円になったりするのです。

そこに売買が生まれ、為替のような市場が育っていきます。

 

但し、中にはやはりネーミングのイメージ通り、ブラックな暗号通貨もあるようですので、注意が必要です。

世界の仮想通貨の時価をリストアップしている以下のサイトで、20位以内にランクされているものは、市場規模・信頼性の点で、まず大丈夫とのことでした。

http://coinmarketcap.com/

暗号通貨を不動産投資に使える日が来るかどうかわかりませんが、少なくとも海外不動産に関わる際には、覚えておいた方がよいアイテムだと思います。

めまぐるしく変わる世の中ですから、常に上流の情報をキャッチしておきたいものです。

 

桜木不動産投資塾

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