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不動産事業で金融機関から融資を受ける際の心構え

  2015/08/24    銀行融資

不動産事業を始めるとき(=物件を購入する時)は

ほとんどの場合において、金融機関から融資を受けることになります。

特に自己資金が少ない、またはゼロである人にとっては

融資がなくては手も足も出ませんね。

 

別の言い方をすれば、融資さえ受けられれば

誰でもカンタンに始められるのが、不動産事業です。

 

しかし「融資を受ける」というのはカンタンにいかない

ケースが多いです。

 

では、金融機関(=銀行)はどんな考え方で

不動産経営者を見ているのか

という点についてお話しします。

 

まず、(銀行は)お金を貸したい、と思っている。 

そりゃ、そうです。銀行はお金を貸すのが仕事ですから

売上=貸し付け額

なのです。

いつでも営業ノルマ(今月の貸し付け目標)がありますし、

お金を借りてくれる人は「お客様」ですので

「誰か借りてくれる人、いないかなー」と探しながら

日々を過ごしています(実話)。

 

次に(銀行は)お金を貸す人がきちんと返せるか、慎重に判断する。

これも当然です。お金を貸した後、返せるかどうかで

融資の額が決まります。

 

「貸したお金を返せるかどうか」を計る指標としては、

年収

勤務先

自己資金・資産(株など)

買おうとしている物件の価値

 

などがあります。

これらのどれも条件を満たしている人もいますが、

少なくとも2つ以上クリアできれば、

かなり融資を受けられる可能性が

出て来ます。

ですから、不動産事業を始めたい、と思う人は、

自分は「必ずお金を返せる人だ」

ということを

説明できる資料を準備する必要があります。

上記の指標を証明できる資料です。

その準備ができたら、

勇気を持って銀行へ行ってみることをお奨めします。

銀行は想像しているよりも冷たくないし、

融資を願い出る、という初めての経験をすることで、

いろいろな新しい発見もあります。

行動しなければ何も始まりません。

でも行動さえすれば必ず一歩前に進むことができるのです。

それが不動産事業の第一歩です。

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