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不動産投資家に必要なスキルとは?

  2016/04/22    投資の考え方

先日、旧知の友人と十数年ぶりにランチをする機会がありました。

 

その友人は個人企業家で、

 

デザイン関係のプロデューサーをしながら

 

専門学校の講師を務める、マルチな活動をしています。

 

 

ファッションもかなりオシャレな感じの彼は

 

東京の表参道にオフィスを構え

 

私とのランチもスマートに

 

流行りのレストランに連れて行ってくれて、

 

オープンカフェのような

 

そよ風が吹き込むテーブルで

 

楽しく話をしながら食事をしました。

 

 

 

そんな何気ない会話の中で

 

人の前に立つときの心構えについて

 

気づきと学びがありましたのでお伝えします。

 

 

彼は自分が教えている学校の入学式で

 

大勢の新入生を前に、

 

200名以上の講師陣を代表して挨拶をした

 

というので

 

「それはさぞかし緊張したでしょう」

 

と私が言うと

 

「いや、ぜんぜん。」

 

と答えました。

 

 

なぜならば

 

彼は人前に立つとき、講義をするとき

 

そのどちらも

 

徹底的に練習する

 

のだそうです。

 

 

50歳をとうに過ぎている彼も

 

まだまだ純粋に頑張り続けています。

 

 

 

講義のときは事前に教室を借りきって

 

誰もいない教室で

 

パワーポイントとマイクを使って

 

一人練習するそうです。

 

 

そういう訓練を十分にしているので

 

本番当日の「自分の出来」については心配なく

 

あとは

 

参加者の満足度だけを考えて

 

人前に立つのです。

 

 

自分がうまく話せたか

 

ということを考えて無駄に緊張するのではなく

 

聞いてくれた人が喜んでくれているか

 

にフォーカスする

 

これこそがプロの考え方だな、と感心しました。

 

 

まさにエンターテイメントの精神です。

 

 

 

思えば私もかつてのサラリーマン時代

 

英語もろくに話せないけれど

 

世界のあちこちでプレゼンをする機会がありました。

 

 

そんな時は、出張先のホテルで

 

自分に納得がいくまで何度も何度も

 

夜を徹して練習したことを思い出しました。

 

 

 

こういう訓練をしていると

 

公衆の場に限らず

 

1対1の面談の場、

 

例えば金融機関や不動産業者と打ち合わせする際にも

 

「人に伝えること」

 

「満足してもらうこと」

 

に敏感になります。

 

 

特に重要なのは

 

「満足してもらうこと」

 

であり、

 

相手の求めていることを

 

的確に説明できているかどうか

 

 

ここに神経を集中することが

 

プレゼンや面談の成否を左右します。

 

 

そのためには

 

「これでいい」と納得するまで

 

練習が必要です。

 

資料を作って終わり、ではなく

 

相手をイメージしながら練習すること

 

が大切です。

 

 

私もずっとそうやってきました。

 

 

 

 

不動産投資家も、起業家と同じように

 

「人にわかりやすく伝えること」

 

「相手に満足してもらうこと」

 

というスキルを

 

常に磨き続けるべきなのです。

 

 

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