学園祭と不動産投資
2016/09/03 リアルな活動報告
高校1年生の息子が通う学校には特徴的なところがあって、
生徒に起業家マインドを意識させるイベントが行われます。
自主性と将来の夢を確立することが目的です。
例えば学園祭では、生徒が模擬店やお化け屋敷などの企画を自ら提案し
父母に対して出資を求めるという
「起業体験プログラム」があります。
単に「クラスの出し物」としてではなく、
ものを売る場合には仕入れから広告宣伝、販売までを企画し、
出資者である父母から必要な資金を集めて臨みます。
それでも学校行事なので利益第一主義ではなく、
出資は一人1万円まで。
各企業(チーム)の獲得資本金額はあらかじめ上限を設定。
上げた利益は学校の設備費に回したり、
バングラディシュへの寄付を行った後、
わずかながら出資者(株主)へ配当が行われます。
今日は父母を株主と見立てた
「投資家説明会」が開催されました。
20チームが順番に2分間のプレゼンテーションを行い、
投資家(父母)からの質問を受けて
最後に出資者と投資額(株)を募ります。
プレゼンするのは
社長や副社長、秘書、経理などと名乗る生徒数名。
出資金額が希望に満たない場合にはその範囲でしか出店できなくなるので、
自分の店をより万全なものにするべく
一生懸命に作ったパワポと
熱いトークが繰り広げられます。
感心するのは、
皆それぞれレベルの差はあれども
きちんとプレゼンの基礎に沿って
シナリオが展開されていること。
これは学校側の日頃の指導が行き届いている証拠です。
「みなさんは、こんなことにお困りじゃありませんか?」
と問題提起から始まり、
1)企画の意図、目的(企業理念)
2)販売商品
3)利益予想額
4)損益分岐点
5)要望投資額
これらをまとめて2分で話すのです。
焼き鳥屋をやる生徒は他店との違いを強調したり、
フランクフルトやハンバーガーのチームは
どうやって高品質を実現するのか、
お化け屋敷や迷路など
レクリエーション型の催しでは
待ち時間の解消方法やスタッフの動き方など
とてもよく練られたアイデアが披露されました。
ちなみに余談ですが、
全国高等学校の学園祭で行われる模擬店数では
1位:チュロス
2位:たこ焼き
3位:ピザトースト
だそうです。
父母の方も株主として真剣に質問を考え、
「食材を仕入れる量はどうやって判断するのか」
「アイスはどうやって保存しておくのか」
「なぜこの価格帯なのか」
など、鋭いツッコミ。
こちらも投資家気分を味わえて楽しくなります。
質問を受けた発表者は必ず最初に、
「ご質問ありがとうございます。」と言ってから回答。
このルールは誰一人として破らなかった。すごい。
たった2分間で、自分がやりたいことを話す
というトレーニングを積んでいる高校生たちを見て
素晴らしいなぁ、と思いました。
私の高校時代には全く教えられなかった分野ですが
近頃は当たり前のようですね。
今はこんな若者が増えているのだから、
我々社会人としても油断できないな、と感じます。
良い刺激をもらいつつ、子供たちを応援していきます。
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