物件取得までに決めるべきこととは?
2016/06/09 誰にも聞けない基本知識
物件の売買契約が済んで、
無事に融資が通り、
決済・引き渡しをすると
そこで物件取得は完結します。
ですが、それまでにあなたに決定権があるものが
2つあります。
今日はその一つ、
司法書士について、お伝えします。
司法書士とは
物件の引き渡しをする際に
・所有権の移転
・抵当権の設定
・登記事項証明書の取得
の手続き・申請を、
所有者に代わってしてくれる人です。
それぞれには登録免許税や印紙税がかかり
その額は融資金額や売買価格によって決められています。
これはどの司法書士が行っても同じなのですが
その際の「報酬」というものが異なります。
つまり司法書士さんの手数料ですね。
この報酬は、司法書士さんが任意で決められます。
だいたい10万円+交通費
というのが一般的でしょうか。
しかし世の中にはたくさんの司法書士がいて
自由競争の中で仕事をしていますので
実は、値切ることもできる部分です。
ですので
仲介不動産会社と親しい人にお願いするもよし
知り合いの人に司法書士がいれば
自分で依頼することもできます。
何千万円、何億円というお金を動かす時に
たった数万円の価格差にこだわるかどうか
それは個人の考え方次第です。
しかし、コストダウンというのは
こういう細かいことの積み重ねです。
司法書士のレベル
というものにほとんど差はありません。
(ないはずです)
つまり仕事の質に差はない、ということです。
あとは少しでも安く仕上げることで
現金が残せるのです。
あるいは最悪のケースでは
こちらが相場を知らないことをいいことに
高額な報酬をふっかけてくる
ということも、無いとは限りません。
ですので、もしもあなたに知見がなかったとしても
司法書士の報酬額の妥当性について
一度は仲介会社に確認することをお勧めします。
たった一度、声をかけるだけで
何万円も変わってくる
ということの大切さを
まず知っておいて欲しいのです。
あ、しかしこれは
決して「値切りなさい」
と言っているのではありません。
こういうものだから、
相見積もりを取って
検討する余地がある
ということです。
売買契約以降、決済・引き渡しまでの間、
ほとんどが「待ち」の状態が続きますが、
そういう中でも自分に決定権がある
数少ない項目を見逃さず、
しっかりと当日を迎えてもらいたい
そんな気持ちを込めています。
もしもお知り合いに司法書士の方がいらっしゃるなら
その方に聞いてみたり、
信頼できる人からご紹介いただくのでも構いません。
知らないまま
言われるまま
という受け身の進め方を
今のうちに是正する習慣をつけておいた方が
良いのです。
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