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不動産取得でお金を借りる時のチェックポイントは?

物件取得に関する手続きで、

通常の段取りとしては

 

売買契約を締結した後

金融機関の融資承認が下りたら、次は

 

【金銭消費貸借契約】

のステージになります。

 

これは「金消」(きんしょう)

と呼ばれているもので

 

金融機関とあなたが

融資について結ぶ契約です。

 

不動産会社さんとの会話の中で

「きんしょう」という言葉を発すると

お、初めてじゃないな、

という印象を持たれます。

 

仮に向こうから言われた場合でも

金消=金銭消費貸借契約

のことだと心得てください。

 

ここで大事なこと

確認すべき項目をいくつか挙げて

解説していきます。

 

1)融資金額

 

売買金額に対し、どれだけ融資してくれるのか

この金額を確認する際には

 

仲介手数料や印紙代、

そして金融機関側の取り分として

「ローン手数料」

 

さらには

数ヶ月後に税務署から請求される

「不動産取得税」

 

などを全て含めた「諸経費」を含め

不足がないかどうか

 

事前に「精算書」を確認しておかなければなりません。

 

2)金利

 

まずは何%の金利でスタートするか

変動金利か固定金利か

 

変動金利の場合、

優遇期間はいつまでか

優遇期間が終了した後の金利はどうなるか

 

固定金利の場合

固定期間は何年で

固定期間終了後はどんな選択肢があるのか

(再び固定or 変動を選択できるのか)

について確認し、

 

金利の「%」数値は自分で書かされるケースも多いです。

 

3)違約金もしくは繰上げ返済手数料

 

「5年以内に全額返済した場合、

違約金として残債の2%を申し受ける」

 

えー? 返済するのに違約金がかかるの?

と思う人がいるかもしれませんが

 

これは金融機関サイドとして

他の銀行に借り換えられる時のリスクヘッジ

という意味合いもあるのです。

 

金融機関はお金を貸すのが商売ですから

いっぺんに返されるのは

ちっとも嬉しくありません。

 

一度金消契約を結んだら

決められたスケジュール通りに返して欲しいのです。

 

この「違約金」は

例えば1億円の残債があると、

×2%=200万円ですから

 

決して侮れません。

 

もしも低金利の銀行に借り換えるなら

残債だけでなく、更にこの200万円を

プラスして支払わなければならない

ということを覚えておきましょう。

 

そして、ちょっとうっかりしがちなことですが

売買契約と、この金銭消費貸借契約は

 

基本的に「本人」が直接サインするものです。

特に金消契約はお金を貸してくれる「金融機関」

と締結するため

 

どうしても金融機関の営業日、

つまり平日になります。

 

サラリーマンの方は

このために休暇を取る必要がある

ということも覚悟しておいてください。

 

計画性をもったスケジューリングも大事です。

 

 

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