不動産投資家はモテるのか?
2016/01/28 業界裏ばなし
家主には、資産家の方が多いです。
その資産家さんたちの婚活のエピソードを見つけましたので、話題の一つとして提供します。
父親からの会社を引き継いで以来、家主業一筋に生きてきたオーナーが
「婚活をしよう」と思い始めたのは今から約3年前。
会社を継ぐ以前は、
資産1,000万円に対して毎月100万円の赤字が発生しており、
あと10ヶ月で廃業に追い込まれる経営状態。
そこから休日返上、死に物狂いの努力で
管理物件を約600室、大阪に3棟のマンションをもつようになり、
ようやく気持ちに余裕ができて、
家族を持つことを考えるようになりました。
結婚相手に求めた条件は
「家族を大切にできること」
「女性らしいこと」
「穏やかに暮らしていけること」
の3点。
ところがお見合いで会った女性は、
そんな理想とはかけ離れた女性で、
当時はあまり話が盛り上がらず、
数回食事をした後
音信不通になりました。
ところが翌年の夏、
突然その女性から連絡があり、
再び会うことに。
恋人未満の関係ながら
週末のデートなど楽しい時間を過ごすようになりました。
すると、クリスマスを1ヶ月後に控えたある日、
その女性が
「クリスマスプレゼントはいりません。
その代わりプロポーズの言葉と
3カラットのダイヤの指輪が欲しい。」
と、言ってきたのです。
その指輪の値段は320万円だったそうですが、
まっすぐに生きてきたオーナーは
結婚を真剣に考えている彼女の要望を
すべて叶えてあげました。
さらに彼女の要求はエスカレートし、
「結婚式は絶対にハワイ、
新婚旅行はハワイのついでにラスベガスにも行く」
「子供ができれば1歳から英才教育」
「子供一人につき生活費を15万円増やしてほしい」
などが相次ぎました。
さすがに不安になったオーナーは
親族や家主仲間などに相談すると
「話し合いで歩み寄れる相手ではない」
「職場以上に家庭でも心身ともに消耗することになる」
ということに気づき、
結局、彼女との結婚は、やめたそうです。
「思い返せば、食事の時に彼女が選ぶ店はミシュランの星付きばかりで、
再会した当初から、そんな兆しがありました。」
これは、大阪のある不動産会社のオーナーさんの実話です。
(2016年1月25日 全国賃貸住宅新聞 No.1210より抜粋)
資産家になると
このようにお金が目当てで寄ってくる人がいます。
そして不動産事業だけで実直に生きてきたオーナーは
その人がお金以外の自分に惹かれている
と錯覚すると危険ですね。
何が幸せか
は自分自身にしか
わからないことですが、
お金持ちになるにつれて
大切なものを見失わないように
注意が必要です。
「自分に限ってはそんなことない」
と思っている人が
ひょっとすると一番危ないかもしれません。
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