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株式投資と不動産投資の共通点は?

  2017/04/18    投資の考え方

 

元証券会社の証券マンと話す機会があり

なかなか含蓄のある言葉を聞きました。

 

 

サラリーマンが副業でやる投資、という観点から

株と不動産投資はどちらがいいのか、

 

という話題になりました。

 

どちらもそれほどの手間をかけず

お金を増やすための手段として

注目されています。

 

 

ですが、その元証券マンは思いがけなく

「株で本当に儲かるとは思えない」

というのです。

 

なぜ? と聞くと

 

「今までたくさんの顧客が人生を狂わせてきた姿を

目の当たりにしたから」

 

だそうです。

 

 

さらに突っ込んで、なぜ

株で儲けさせる立場の証券マンが

そんなことを言うのか

と尋ねると、

 

「人は、儲かるほどやめられなくなるからです」

と答えられました。

 

 

株で儲かった人は確かにたくさんいますが、

常に変動する利益に、

上昇の勢いがつくと

 

もっと買おう、もっと儲かる

 

と、ほとんどの人が考えます。

 

そのためにレバレッジを効かせて

自己資金よりはるかに多額の投資ができる仕組みも

準備されています。

 

 

そして株が上がっている時期は

かなりの利益を得られるのですが

 

そこでやめられず、

利益追及の欲は

果てしなく上を求めるようになる。

 

そしてたいていの人がやめる時期、

(=やめることを決断できる時期)とは

 

「大損したとき」

 

だそうです。

 

もはや、やめざるを得ない状況ですね。

 

 

株をやっている人は

かなり多くの人が

同じような末路を辿るのだ

 

と聞いて、私には意外でした。

 

株で成功している人はたくさんいるでしょうし

少しくらい儲かっている人の話もよく耳にします。

 

それでも、もしかしたらその時点では

まだ「途中」であり、

 

その先に予想もしない地獄の末路

が待っていたりするのかもしれません。

 

暴落した株の後始末で、

家を売り、家族離散となった人を

その元証券マンはたくさん見てきました。

 

 

 

不動産投資でも、

どのくらい利益を上がられたどうかは

物件を売却するまではわかりません。

 

でも、ついうっかりと、

欲のおもむくままに買い続けることができるかどうか

というと、それほど簡単ではありません。

 

そして株のように

突然大きく儲けられることもなければ

突然大きな失敗をすることもないでしょう。

 

だから不動産投資は

ミドルリスク・ミドルリターン

と言われるのですね。

 

この点では株と大きく違います。

 

 

そして、今回もっとも印象に残った言葉は、

株をやる人の、二つの特徴について。

 

株で成功する人は、自分が投資する会社に

資金を提供してその事業を見守るタイプ。

 

まさに出資する、

という目的でお金を出す人。

 

それが本来の株式投資の姿ですね。

 

 

逆に失敗する人は、相場の流れだけを読んで

労せず売り買いのみを繰り返す人。

 

 

これはもちろん極論であり、

言った本人もそれが全てではないことを

十分承知しています。

 

ですが、本来のビジネスは、

人に価値を提供することの対価として

収入を得るのが、あるべき姿です。

 

 

株のプロだからこそ、

本来のあり方に問題意識を感じられるのかもしれません。

 

 

ごく当たり前のことですが、

あらためて襟を正されます。

 

 

 

たしかに不動産投資も

単なる「投資」ではなく

 

人に住まいを提供する「事業」であり

一つの社会貢献につながっています。

 

だからこそ、入居者目線を見失ったり

たゆまぬ経営改善努力を怠ってはならないのです。

 

そういう意識を持って取り組む人ほど、

 

着実な資産を築けるのだな

と私は思います。

 

 

 

 

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