お客様意識と不動産投資
2017/04/03 業界裏ばなし
不動産投資について
物件を購入する
ということだけを考えると
買う人(私)はお客様
と感じます。
不動産会社は投資家をお客様として扱うので
これから投資をしようという人は
こちらは大きな買い物をする客だ
と思うことがあります。
実際に1億円の物件を買えば
仲介会社には3%+6万円の
仲介手数料が入るので
あっという間に306万円もの売り上げが立ちます。
その全額が利益とはならないまでも
かなり効率の良いビジネスです。
だから買主(自分)は
物件価格の他に
306万円も支払っているんだ
と思い
そう考えると自分は随分と不動産会社に
利益をもたらす上得意さんじゃないか
と感じてしまいます。
これはまあ確かに事実ではあるのですが、
そういう「お客様目線」を持って不動産会社に接すると
ほとんどの場合、嫌われます。
不動産会社の方は
基本的に丁寧な営業マンが多く、
とても低姿勢で私たちに対応してくれます。
大きな利益をもたらしてくれるかもしれない
貴重なお客様だからですね。
但し、良い物件さえあれば
それは誰に買ってもらっても
利益は同じなので
その時は「誰に案内しようかな」
という気持ちがはたらきます。
営業マンも「人」ですから
そこに好みが出てしまうことも仕方ありません。
誰に紹介しようか
と思った時、
一番に顔が思い浮かぶ人
にならなければいけないのです。
誰に紹介しようかな
という気持ちは、言い方を変えると
誰に売ってあげようかな
というのと同じです。
そんな時、
日頃からお客様目線で要求を突きつけたり
返事が遅いとクレームを言ったり
偉そうな態度で接している人は
まず優先順位が下がります。
今は不動産投資を希望する人はいくらでもいるし
多くの方がほぼ十分な知識を持っているので、
買いたいと思う物件はみんな同じです。
紹介された物件に対し、
すぐに不満をぶつけ、完璧を求めたり
また次ももっと良い物件があるんじゃないか、と
なかなか意思を固められない人も
同じように嫌われていきます。
あえて好き・嫌いで表現しましたが、
好みに言及しなくても
仕事を進めやすい・進めにくい
という観点で同じことです。
仲介の不動産会社は
売主に対し、パッと物件を抑えて
さっさと売買契約に持っていくことを目指します。
売買契約までこぎつけたとしても
融資が通らなければ白紙になってしまうリスクがあります。
最悪の場合、他の業者に持って行かれてしまうのです。
だからこそ
物件を買おうという人は
仲介会社が動きやすいように
素早い判断
迅速な行動
が必要なのです。
自分で物件や売主を見つけることができない立場では
もはや仲介会社を通じて
売っていただいている
と考えるくらいがちょうど良いのです。
もしくは、ともに同じ目的を持った「チーム」ですね。
そうして不動産会社との関係を良好に築き
未公開の物件をこっそり教えてもらえるようになると
ようやく一人前の不動産投資家と言えるかもしれません。
常に相手の立場と気持ちを考えて
謙虚に行動することが
望む結果につながります。
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