私はなぜ不動産投資をするのか
2015/12/04 投資の考え方
私は日頃サラリーマンをしていますが、いわゆる「メーカー」に勤務し、商品を企画したり、海外に向けて売れる仕組みを作ったりしています。技術屋ではないので直接開発したり設計したりすることはありませんが、自社の商品の魅力を伝え、販売をサポートする営業活動に従事しています。
しかし、ときどき「これでいいのだろうか」と自分の中で葛藤を覚えることがあります。
会社のモノづくりの考え方・売り方について疑問を感じるからです。
企業というものは、当然ながら利益を追求しなければなりません。
だからこそ商品を生み出すとき
いつまでにいくらの売上を達成するか、の目標を決め、
競合商品を分析し、ターゲットユーザーを定め
相手に勝てるスペック、ユーザーが求めるであろう機能を搭載し、
コスト目標=利益目標を定めて
製造・販売を行っていきます。
社内にいるとこれがとても正しい秩序に思え、疑う余地さえないのですが、一歩外に出て考えると、実はとても違和感を覚えます。
そんな時、ビジネスの本質を捉えた動画に出逢いました。
「サイモン・シネックのゴールデンサークル理論」
動画はこちら。
これはとても有名なTEDのプレゼンテーション動画ですが、
人は「何を」ではなく、「なぜ」に動かされるのだ
ということをとてもわかりやすく解説しています。
スペックや機能が他社より勝っているからといって、
それで「欲しい」と思うユーザーはほとんどいません。
「なぜ」その会社がそのビジネスをしているのか
「なぜ」世の中に必要だと思っているのか
それを伝えることが原点になります。
その観点で、「私はなぜ不動産投資をするのか」と考えると
月収何十万円、何百万円欲しいから
不労所得を得て、自由な時間を過ごしたいから
と言っていては誰にも、何も伝わらないのだな、と思います。
父親として、子供の夢を叶える
家族と幸せな時間を過ごす
そして私と同じ想いを抱く同世代のサラリーマン諸氏に
私の経験とノウハウを伝えて、ともに充実した人生を送りたい
これが心からの願いです。
そのために不動産投資があり
一人でも多くの人と出会う必要があるのです。
物事が思うように進まない時、壁にあたる時、
私はいつも、この原点に立ち返ります。
そしてこの動画を何度も何度も見返して
目標を持つことの意味
伝えることの大切さ
を再認識します。
不動産投資も人と人とのつながりが最重要なので、
一人でも多くの方に自分を理解してもらい、
自分も相手を理解できるようになりたいと思います。
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