いまさら太陽光? なんて言わないで
2015/12/02 リアルな活動報告
一昨日、太陽光設備の導入について、融資ではなく「リース」という形で保有し、収入を得ることができる、ということをお伝えしました。今日はその可否検討について、途中経過報告です
前回のブログはこちら↓
要約すると、一般的な太陽光設備の場合、
融資を受けて購入し
売電収入を得る
という形になりますが、
もはや太陽光は売電価格が下がり、フルローン(全額融資)をしてくれる銀行も皆無になりました。
そこで「もう太陽光は無理だな」と諦めかけていたところへ、
リースとして太陽光設備を借り受ける形であれば、所有しているのとほぼ同じメリットを享受できる、という情報をキャッチしたのです。
この場合、月々の「リース料」が、融資でいう「返済額」に相当するため、こういうやり方でも投資ビジネスが成立する可能性が浮上し、私は積極的に「その案件」の取得に取り組みました。
そして先日、リース会社から肝心の「リース料」の提案があり、
7,400万円の物件対し、リース期間15年で月々の支払い額は
65万円
とのこと。
同額の融資を受けて返済するとしたら、金利6.6%に相当します。
これでは、シミュレーションの売電価格を数万円上回るだけなので、保険や管理を加算すると収支がマイナスになってしまいます。
これでは全く意味がないので、「やっぱり無理だな」、と思ってその場で断念せざるを得ませんでした。
ところが その後、リース会社から再度連絡があり、
・いくらなら導入できますか?
・弊社の上長と面談してもらえませんか?
と逆提案があったのです。
一度断ったのに・・・
と思ったのですが、もしかするとリース会社にとって7,400万円というのはなかなか大きな案件で、よほどのリスクがなければ、成約した方がメリット大、ということなのでしょうか。
というわけで、本日さっそく、「弊社の上司」という方と面談してきました。
上司の方は、さすが営業部長、という感じで、流暢な語り口調プラス「笑顔」。
こういうの、嫌いじゃありません。
そして、リース会社として今回の太陽光設備に対する考え方として
・太陽光の耐用年数は17年であることに対し、
リース期間は15年が限界で、残り2年は償却の猶予期間であること
・リース期間終了後、残存簿価で買い取る場合の値段の決め方
・税金について
などなど、融資とはまた違った、独特の考え方とその根拠を説明いただき、
とても興味深い学びになりました。
そして私の方からは、
・賃貸業に対する自分の考えと現在所有物件の経営状況
・太陽光設備を導入することによるメリット
・月々に支払うことができる金額の限界
について、事前に準備したシミュレーション表を使って、
これまた流暢に説明しました。
お互いにストレートな意見をぶつけ合い、とても充実した議論を楽しめたと思います。頭をフル回転させて集中し、心地よい緊張感でした。
さて、あとは先方がどう出るか。
リース金額の最終回答は来週早々だそうで。
私にとって初めての経験ですが、この議論の結末を楽しみに待つことにします。
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