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タイムシェアは、不動産投資と呼べるのか

  2015/09/22    投資の考え方

昨年の夏、家族でハワイに旅行した際、1万円の商品券がもらえるというお誘いトークにつられて、オアフ島にあるマリオットバケーションクラブという高級リゾートホテルを見学に行き、そこのタイムシェアの権利を衝動買いしてしまいました。

 

「タイムシェア」とは、

一定期間の所有権を購入する

不動産の一種です。

 

私が購入したのは、ハワイ・オアフ島のコオリナ・ビーチリゾートという、ワイキキからちょっと離れたところにあるマリオットの会員制ホテルで、

2年に一度、7泊分の権利

をもらえます。

 

部屋は完璧なオーシャンビュー(写真)で、

60㎡のコンドミニアムが2部屋つながっている、

合計120㎡のタイプです。

基本、会員制なので、一般の人は宿泊できません。

 

今のところ、日本人の比率は15%未満というところが、

とても外国らしくて気に入りました。

ちなみに同様のシステムで運営されるヒルトン・ワイキキのタイムシェアは、

約85%が日本人だそうです。

 

価格はおよそ400万円!

 

衝動買いにしては結構なお値段なのですが、これは「権利」なので、売却することも可能です。購入時にはちゃんと登記証明書も送られてきて、れっきとした「所有権」なのですね。

 

管理費としては年間12万円を毎年支払います。

でもこういうのは、金銭的な損得勘定では計れないものだと思っています。何より家族の前で、すっぱりと購入を決断したことで、お父さんとしては評価がグッとアップしました。

これで2年に一度はハワイに来れるし、マリオットグループと提携しているホテルは世界80カ国2900ヶ所以上にあるので、そちらにチェンジすることも可能です。

とにかく素晴らしいロケーションに加え、ハワイに旅行した際にホテルの予約でかなり苦労したので、これからは2年に一度、最高の場所、最高の部屋を確約されていると思うと、ちょっと優雅な気分です。

そして、場合によっては「7泊分」を自分で使わずに、賃貸に出すこともできます。通常では予約できないホテルなので、プレミアム感もあって人気が高いようです。この点、今流行りの“Air BnB” に似ているかもしれません。

 

私が購入を決断した際の、最後の一押しは、この物件が「商品」ではなく「所有権」であること。この所有権は相続もできるし譲渡・売却もできます。この感覚が、なんとなく不動産投資と似ているな、と思い、親近感を持ちました。

 

そうはいっても結局のところ、これを賃貸に出して利益を得る、というのは目的も逸脱していますし、そもそもそういう風に利用するためのものではないので、「収益物件」とは呼べないですね。

不動産投資家として、自分へのご褒美と、これからのモチベーションアップのための材料には有効なのかもしれません。

2016年の7月24日〜31日まで、このリゾートホテルで初めての利用を体験してきますので、まだ先の話ですが、その時にはまたレポートしたいと思います。

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