管理会社は何を考えているのか?
2016/12/27 リアルな活動報告
管理会社の方とゆっくりお話しをする機会というのは
あるようでなかなかないものです。
空室が出たり、
次の入居者がなかなか決まらなかったり、
やっと客付ができたり
突発的な修繕が必要だったり
と、様々なタイミングはあるものの
電話やメールで必要最小限の連絡をするだけに
とどまっています。
ところが今回は、所有物件(1棟マンション)の
管理を丸ごとお任せするという
双方にとって大変重要な局面だったので
ホテルのラウンジでしっかりと打ち合わせをし、
お互いの今後の展望について意見交換をしました。
私の主張はたった一つ、
「満室を維持するために、何でもします。」
とにかく「満室にこだわる」ことを
管理会社にも理解してもらいたい
という一心です。
そのために、
必要な設備
必要な修繕
必要な広告費
そのほか、管理会社のセールスさんがやりやすいように
資金を投じていきます。
ですので、一旦退去が出たら、
再び入居者を獲得するための提案を
管理会社として積極的に行って欲しい
と伝えました。
面談相手の管理会社・店長は、
「そう言っていただけると助かります」と返し
他のオーナーさんはなかなか管理会社の立場や気持ちを理解してくれない人もいることを
ボヤいていました。
まず、私の物件がある下町エリアのオーナーさんは
昔ながらの「地主系」の方が多く、
賃貸経営上の収支にこだわりがないため
少しくらい空室があっても気にしないそうです。
そして、修繕もできるだけしない
現況で良いという人だけ入居させる
外国人とか、素性がよくわからない人は断る
など、いわゆる「殿様商売」的なオーナーが
多いのですね。
だから、せっかく入居検討者に案内しても
オーナーの一存でNGになることがあり、
そうなると、そこまでお膳立てしてきた
営業活動が無駄になるわけです。
それでも管理を引き受けている以上は、
満室にしたいと思うし、
来店顧客にも良い部屋を紹介したいのが
管理会社の心情。
最近は確かにインターネット情報を頼りに
部屋を決めるケースが増えていることはありますが、
やはり現場では、「セールスのひと押し」が
成約を左右していることは間違いありません。
そして、管理会社も「組織」ですから
仕事の進め方、顧客の対応など
社内外に順序とルールがあるわけです。
そういったことをオーナーはきちんと理解して
仕事をしやすいように配慮してあげることも大切です。
そうしたことから信頼関係も生まれてくるので
「オーナーの利益なんて、管理会社は意識しているはずがない」
などと勘ぐる前に、
まずはお互いの要望を理解し合うことから始めるといいですね。
管理会社に
「やらせる」ではなく
「やっていただく」
もしくは一緒に経営していくパートナーとして
目指すベクトルを擦り合わせていく。
これは意識だけの問題ではなく、
きちんと対面で意思疎通を図る
ということが大切だな、と
あらためて実感した次第です。
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