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危ない不動産投資

  2016/12/17    最新情報

サラリーマンなら誰でも気軽に不動産投資ができることにつけこんで

将来のことを考えずに物件を売り込む販売会社、

そしてろくに知識も得ず、言われたままに購入して痛い目をみる

投資家が増えています。

 

先日の賃貸経営新聞にも、痛々しい記事が載っていました。

 

ケース1:

「きっかけは電話営業が多い。

不動産会社が税理士を同伴して訪問することで

安心させるやり口もある」

 

これはワンルームマンションの販売方法で、

仕事中に突然電話がかかってきて、

とにかく会いましょう、というアプローチ。

 

そして、今なら特別に値段が下がっているとか

マイナス金利で融資がつく絶好のチャンスとか

所得税が還付されるからサラリーマンにこそ最適

 

などと言って、そのマンションの立地がいかに素晴らしいかを

ものすごくお金をかけたパンフレットを使って説明するのです。

 

 

ケース2:

「一棟ものの物件を購入し、半年先に貯金が底をつくなど

深刻な相談が多い。

サラリーマンが、2億〜3億円ほどの地方の物件を購入し、

オーバローンやフルローンを組み

逆ザヤ(家賃収入より返済額の方が多い状態)になっている。

 

これは事前に返済比率をきちんと計算しないことで起こる

誤った買い方です。

 

 

ケース3:

「空室が増えてきて売却を打診するが

物件の価格が下がりすぎて処分しきれない」

 

そもそも満室を一生維持できるわけないのに

空室ができても何も努力しないからこうなるし、

所有不動産をいつまで運用するかを

全く視野に入れていないから慌てるのです。

 

 

この3つのケースに共通していることは

 

何もしないでも家賃収入で安定した暮らしができる

お小遣いが増える

20年後は年金にプラス収入が入ってきて安泰

 

のような「錯覚」をして購入を決めたことが原因です。

 

不動産投資では、きちんとした知識を学んで、普通に計算して取り組めば、

他の事業よりもはるかにリスクが少ないものであるにも関わらず、

安易にラクな道を選んで、人任せにしていることが

もっともリスクが高い、ということに気づかないのです。

 

何も努力をせずに「安定」「安泰」なんていうことは

ほとんどあり得ません。

 

だからこそ、物件を買うときには

きちんと収益性を確認し、

想定できるリスクに備えて

どういうことをすれば回避できるのか

を十分理解した上で

投資に踏み込むのが正しい姿勢です。

 

不動産投資は、ギャンブルではありません。

不労所得を得られるものでもありません。

 

しかし、仕組みは極めてシンプルで

誰にでもチャンスがあります。

 

不動産投資がブームになって

多くの人が始めるようになると

その分、安易に取り組む人が増え、

痛い目に逢うケースも発生するものです。

 

情報の氾濫から起こる勘違いを脱却し、

正しい方向で努力すれば

必要以上に恐れることもないのです。

 

 

 

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