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ロンドン不動産は今が「買い」時なのか?

  2016/07/08    最新情報

2016年7月4日付の全国賃貸住宅新聞のトレンドコーナーに

ロンドンの不動産市場について特集がありました。

 

EU離脱を問う投票が始まった時点から

イギリス全体の不動産取引量は

前年同期比で39%減少しました。

 

投票後、ロンドンの中心部の住宅価格は

平均で9万6千ドル、日本円で1,000万円近く値下がりしたそうです。

 

この値下がりを見越し、いち早く動き出した日本人もいて

ロンドンの高級住宅地を中心に管理を行う会社へ

問い合わせが増えており、

さっそく福岡から物件を見学に行った人もいるようです。

 

ポンドvs円で、一週間で25円の円高に振れたこともあり

このままロンドン不動産の下落が続けば

日本人投資家にとって購入するチャンスです。

 

ただ、ロンドンの住宅価格は高額で、

普通のサラリーマン投資家には手が出せません。

 

高級住宅街では12畳ほどのワンルームで

9,000万円から1億円が当たり前。

手頃な物件でも6,000万円程度だそうです。

 

これはハードルがかなり高いし、

現金を大量に持っている人しか

買うことができないでしょう。

 

余談ですが、

イギリスは全ての国民に住居が保証されているそうで、

どんなに貧しい人でもとりえず住むところがない、

ということはないそうです。

 

それが国の方針なのですが、

EUに統一されて以来、

移民を受け入れなければならず、

その移民にも住居を提供するため

もともとの国民の住まいが少なくなってしまいました。

もしくは家賃が高くなってしまうなどの弊害がありました。

 

こういった「移民問題」が、

イギリスの離脱を招いた元凶の一つです。

 

こうして、ロンドンから離れた投資マネーが

日本の不動産に流れる可能性について

英・欧州の経済が弱くなると、

投資家の関心が矛先を変え、

東京に向かうと見る意見もあります。

 

不動産取引に詳しいスペシャリストのコメントでは

「2年間はイギリスのEU脱退の諸手続きが必要になるため、

その間の企業投資は行われなくなり、成長率はマイナスになる」

と述べています。

 

その結果、イギリス不動産においては物件価格が下がり、

世界に投資先を持つファンドは、欧州とイギリスへの

投資を手控え、アメリカとアジア、そして東京に向けると考えられるわけです。

 

しかし、外資系ファンドにとって魅力的な物件は

すでにJ-REIT(日本の不動産ファンド)が囲い込んでいるため

次は大阪や名古屋の物件が注目されることもあるそうです。

 

こんな影響が回りまわって

日本の不動産価格がまた高騰しないと

良いのですが・・・

 

まだ物件を所有していない人にとっては

ますます厳しくなるかもしれません。

 

それでもあまりハプニングをあてにせず、

自分の求める物件を愚直に探し続けることが

結局は近道になります。

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