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イギリスのEU離脱で不動産投資の先行きは?

  2016/06/26    最新情報

イギリスのEU離脱が決まったことで

世の中はリーマンショック並みの経済打撃が

あるのではないか、と各メディアが不安を煽っているように感じます。

 

ではこれが、不動産投資にとってどのような影響を及ぼすのでしょうか。

 

答えは、私にもわかりません。

 

極論すれば、日本経済がどうなるか

ということよりも

金融機関の融資状況がどうなるか

がカギを握っています。

 

かつてのリーマンショックでは、

一瞬は金融機関が融資を絞ったように見えましたが

それから数年は

今現在よりも良い不動産投資状況が続きました。

 

アベノミクス、マイナス金利政策をもってしても

景気を象徴する株価は回復せず、

先行きの心配をされながらも

不動産への融資を積極的に行う金融機関が

出てきています。

 

不動産を購入したい投資家としては

物件価格が上がること

融資が厳しくなること

がマイナス要件ですが

 

この二つはいつも共存するとは限りません。

 

融資が緩くなると購入できる人が多くなるため

結果的に売価が上がり

 

融資が厳しくなると購入できる人が少なくなるため

結果的に売価が下がる

 

というのが一つの姿ですが、

必ずしもこれが全てではありません。

 

売価と融資の関係はそれほど単純ではないですね。

 

つまり

「景気が悪くなる」、「株安・円高になる」

ということと、

不動産の融資が厳しくなることは

必ずしも直結しないのです。

もちろん金融機関によっても異なります。

 

不動産価格については

新製品・新商品のように最初から値段が統一されてスタートするのではなく

様子を見て徐々に変化していくものであり、

さらには土地や建物の環境・背景によって個別に変動するため

なおさら推測ができません。

 

 

余談になりますが

私はちょうど2年前、FXを始めて

ドル円の動きに興味を持ち、

調子に乗って「売り」ポジションをたくさん持っていたところ

あっという間に予想に反して円安に振れ

決済できないまま

半年くらい前まで100万円程度のマイナス状態でした。

 

ところがこの数週間で円高が進み、

ほぼプラスマイナス0まで戻すことができました。

 

2年前に「売り」と「買い」を反対にしていれば

1年前には100万円の利益が出ていたはずで、

さらに半年前から「売り」ポジションを持っていれば

また100万円程度の利益を得られたことになります。

 

まぁ、こんなことを考えても全く意味のないことですが

FXや株式投資というのはそれだけ市場の動きに敏感で

すぐに結果が出てしまうことを痛感しました。

 

一方、不動産投資は全く異質で

購入以降も満室を維持しなければ収入が減り、

後々の経営改善で利益を増やすことも可能な

「事業」です。

 

 

良い意味で景気の動きに鈍感なところがある不動産投資は

これからも期待の持てる投資分野として

金融機関にも、一般層にも注目されることは間違いないですね。

 

そして基本はいつの時代も同じ。

 

収益性の高い物件、自分にあった物件を探し続け

お金を貸してくれる金融機関に

アタックし続けるしかないのです。

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