不動産投資家が本を出す意義とは?
2016/02/02 リアルな活動報告
まもなく私の人生初の本が出版されます。
タイトルは
『自己資金0円からはじめる不動産投資』
サブタイトルに
「数字が苦手でも大丈夫」
「サラリーマンだから実践できる
大家さんになるための教科書」
というキーワードがついています。
私のようにサラリーマンの収入だけでは
家族の教育資金や旅行代がまかないきれず
かとって忙しくて他に副業をするなど
到底できないアラフィフ男性が
しっかりと不動産投資の基本をマスターして
月収を安定的に増やす
そんなことがリアルに実現できることを
証明した本です。
そして、私と同じような思いを持つ
地道で真面目なお父さんに
同じ成功を手にしてもらいたい
そんな願いを込めて
一生懸命に執筆しました。
書き始めたのは9月末。
2ヶ月以上かかって丁寧に仕上げたあと
さらに出版社の編集長をはじめとするプロの面々に
修正を加えてもらい、
最後は自分でもう一度ストーリーを組み立て直して
一言一句をチェックして、完成させました。
ここまで通算4ヶ月。
まさに生みの苦しみ
を経験しました。
ではなぜ、ここまでして本を出版したかったのか
というと、
当然ながら
「自分の足跡を世の中に残したい」
という想いはあるものの、
また別のビジネス観点でも
効果を期待したからでした。
それは、
「印刷物の本は、名刺代わりになる。」
ということです。
でもまだ発売前なので、名刺代わりなることを
実感するタイミングではありません。
それよりももっと大切なことに
気づいたので
ぜひお伝えしたいと思います。
私が学んでいるビジネススクールでも
本の執筆は積極的に勧められています。
「自分には何も伝えるものがない」
というのはそもそも間違いで、
人は生きている限り
必ず学び得ているものがあり
他人に伝えられるものがあるのです。
本の出版をきっかけに
その内容について
自分に鋭く問いかける機会を得ます。
それまではただ何となく過ごしているものでも
文章化して、視覚化することを心がけると
その整合性を見直したり
意義・効果を真剣に検証するようになります。
この作業を繰り返すだけで
日々の生活がとても濃いものになり
自然と充実したものになります。
収益物件を探す
シミュレーションする
融資を申請する
空室を埋める
これだけでも完成度を高めるようになるし
たとえ思うように進まないことがあっても
いや、こういううまくいかない時こそ
なぜダメだったのか
次はどうすべきか
これを前向きに捉えるにはどんな観点があるか
という思考を積極的に働かせるようになるのです。
もちろん、不動産投資に限らず
誰だってできることです。
この思考をうまく続けるコツは
テーマを絞ること。
なんでもかんでも
生活の中で完璧なレベルを求めようとすると
息がつまります。
でも、1つだけテーマを決めて
そのことをたとえ短時間でも、一瞬でも
毎日考えるようにすると
不思議とその出来事が中心になって
関わりが深くなります。
するといつの間にか
いろんな人の疑問・質問に答えられるようになってきます。
自分が体験・把握している範囲で
多くの人の問いかけに応えることができるようになるのです。
人に価値を与えるために
本の出版をするのですが
実は自分の生き方を振り返り
未来につなげる思考回路を養う上で
とても効果的なのだと
実感しています。
私の初めての本は
いつか不動産投資をやってみたいという
初心者の方々に向けて
2月8日、全国の大手書店にて発売されます。
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昨日のブログ
方向音痴でも不動産投資はできるのか?
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